Loladex—地域検索にFacebookのネットワークを活用
by Erick Schonfeld on 2008年3月27日

loladex-logo.png Facebook上で地域検索エンジンがローンチした。Loladexというこの検索エンジンだが、ウェブサイトからでは検索ができない。検索できるのはFacebookの中からだけである。というのも、検索結果の表示順位にFacebookの友達からの推薦を利用しているからだ。

この検索エンジンはLocalezeからライセンスを受けており、1600万件の地域ビジネスが登録されている。またレストラン情報はOpenTableから提供を受けている。Loladexはこれに加えて投票と通知の仕組みを持っており、SNSのメンバーが検索結果に対して投票したりメンバー同士でアドバイスを与えたりすることができる。

ファウンダーでCEOのLaurence Hooperは元AOLでYellow Page、検索、デジタル・シティー担当のグループに所属していた。Hooperはユーザーが地域のビジネスを検索したときLoladexがどのように働くか、次のように説明している。

もしSNSの友達の誰かがその店などに行ったことがあってオススメを投稿していればそれが表示される。オススメが表示されない場合は、友達に意見を尋ねることができる。この要請はFacebook経由で行われる。誰かがそれに応えて返事を書くと、友達ネットワークの全員が共有することができる。

この方式で、LoladexはユーザーとそのSNSの友達ネットワークを単位にしてカスタマイズされた検索エンジンを提供しようと試みている。それぞれの検索結果に対して、友達が良し悪しの評価を投稿していればそれが表示される。直接の友達に加えて、2段階の友達(友達の友達)は「MyOther Sources」として、その他のLoladexのメンバーは 「Other Loladex Source」として、それぞれ評価やコメントが表示される。ユーザーが何であれ評価するときには常にコメントを残すことができる。地域検索エンジンとして、一般の意見よりも自分の知り合いの意見が検索結果により大きな影響があるよう重みづけされている点、これはより洗練されたYelp的な存在といえる。

他のFacebookアプリと同様、Loladexもたくさんのユーザーが参加して評価を投票するようになって初めて役に立つようになる。ユーザーの友達が皆このアプリを利用するようにならなければ所期の目的のようには機能しない。(友達からのインプットがなければ、単にLocaleze検索エンジンによる検索結果が表示されるだけ)。現在これだけたくさんの地域情報検索エンジンや評価サービスが存在する以上、そうとう厳しい戦いになることが予想される。Facebookのようにユーザーの友達がいつも長い時間を過ごしている既存のSNSの中で機能するアプリケーションというのは、ソーシャル検索がうまく機能する可能性をいちばん高く秘めたアプローチではあるだろう。(Loladexはこの夏にはFacebook以外のSNSも対象にしたソーシャル・アプリケーションをリリースしていく予定)。

Loladexには2人の社員がいる。Hooperとやはり元AOLのDan Goodmanだ。$350,000(35万ドル)の運営資金はHooperのポケットマネーでまかなわれている。

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(翻訳:Namekawa, U)