LoomiaがFacebookを活かしてWSJ、CNET、NBCにリコメンデーションを提供
Mark Hendrickson
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リコメンデーション[お薦め]エンジンのLoomiaが、Wall Street Journal、CNET、NBCらと、各社のニュースサイトのユーザーに対して、Facebookの友人の閲覧傾向に基づいたリコメンデーションを提供する契約を結んだ。

各ニュースの読者でFacebookユーザーでもある人がLoomiaのアプリケーションSeenThis?をインストールしておくと、右にあるようなお薦め記事の一覧が表示される。このリコメンデーションは、ニュースサイト自身による通常のお薦めとは別に、FacebookでSeenThis?を使っている友人がそのサイトで読んでいる内容だけを基にして作られる。各見出しの下にある、通称「ソーシャル注釈行」をみると、どうやってリコメンデーションが作られたのかがわかる。
Loomiaの共同ファウンダー、CTOのDavid Marksによると、リコメンドするかどうかを決めるには、いくつか要素があるという。まず、ユーザーの誰かが実際に記事を見に行かないと始まらないが、それ以外にもリンクのクリック回数なども考慮される。ユーザーがLoomiaを通じてFacebookで記事を意識的に共有すると、その行動が記事に対する最大の興味度を表す。友人の記事のうち、どれを表示するべきかをシステムが決める際には、これまでユーザー自身が読んだ記事のほかに、属しているFacebookグループやネットワークも参考にする。
Facebook自体がやっているBeaconと似ていると思ったかもしれない。それは実際そうだから…だけどそうでなくもある。Loomiaではデータがすべて匿名なので、自分の閲覧傾向を人に知られる心配はない。また、LoomiaのSeenThis?システムはBeaconのコンセプトとは異なり、ソーシャルリコメンデーションを、Facebook内だけではなく、Facebook外のパートナーサイト内でも行う(Facebook内のSeenThis?アプリケーションを使うと、友人らがLoomiaの各パーナーサイトでどんな記事を読んだのかがわかる)。さらに、SeenThis?が違うのは、リコメンデーションをニュース記事だけに絞って、Amazonなどでのショップは扱っていないことだ。Amazonを何かを見ているときに、Loomiaにスカーフを薦められるようなことは当分起こらない。
FacebookがBeaconの機能を拡張して、サイト外でのリコメンデーションもやるようになることが心配ではないかとMarkに迫ったところ、コンテンツパートナーは、ソーシャルリコメンデーションを採用するときにLoomiaのようなサードパーティー会社と組みたい理由があるという。Facebookと直接組むとなると、他のソーシャルネットワークとも個別に組まなくてはいけなくなる。Loomiaとなら、この一社とビジネス契約を結ぶだけで、あとはSeenThis?アプリケーションが、提携しているあらゆるソーシャルネットワークから情報を集めてきてくれる。
そうそう、WSJの有料記事の壁に関してだが、Facebookユーザーは自分がリコメンドされたWSJの記事であれば、どれも無料で読むことができるようになる。
アップデート:MarkからSeenThis?とBeaconの違いを追加するように頼まれ、SeenThis?がBeaconと違って広告ネットワークではない、ということを強調された。Beaconの広告主は事実上、Facebookユーザーによるサイトでの「リコメンデーション」に参加する機会に対して、Facebookに金を払っていることになるが、Loomiaに対してFacebook上での広告に金を払う者はいない。Markがもうひとつ強調するのはFacebook内のSeenThis?アプリが、リコメンデーションのための場所して提供されているにもかかわらず、SeenThis?が利用されるのは95%がFacebookの外だということだ。
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(翻訳:Nob Takahashi)
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