Macの新しいOSX、Leopardリリース―待ったかいがあった
Duncan Riley
2 comments »
長らく待たれてきたApple OSX最新版が、今日ついに世界のMacファンのもとに届けられた。「OSX Leopard」は午後6時から店頭販売が開始された。一部の予約ユーザーにはこれより早く宅配便で届いていた。 Appleは(感心にも)世界中どこでも金曜日に提供を開始したので、〔オーストラリアに住む〕私は木曜日の午後9時ごろに入手することができた。
インストール
私にとって最初のMac OSのアップグレードだった。他の大勢同様、私も最近Macに転向したくちなので(現在のMacのセールスは約50%が初めて購入する顧客で占められている)、どんなぐあいになるかまったく予想がつかなかった。スタートは簡単だった。DVDをセットするとアイコンが自動的にポップアップする。クリックすると、再起動後にインストールのプロセスがスタートする。
が、最初に面食らったのは“DVDのプログラムが私のマシン(Mac Pro、ツインIntel Dual cores 2.6なんとか、メインメモリー4GB)のシステムチェックを完了するのに20分もかかったことだ。長年のWindowsユーザーとして、私はどんなステップも絶対に飛ばしてはならないと訓練されていたのだが、 後で Chris PirilloのブログでこのチェックはSKIPボタンを押して飛ばしてよいと教えられた。そこで次にMacbook Proにインストールするときにはここをバイパスしたが、何の問題も起きなかった。
システム・チェックが済んでからのインストール所要時間は30-40分。Windowsの場合と同様、所要時間の予測はいささか不安定で、インストール作業中に急に増えたり減ったりする。もう一度再起動して、いよいよLeopardが登場。

ファインダは見違えるほどの変貌
すぐに気がつく変更がいくつかある。デスクトップの画像ファイルには種類を表すアイコンではなく、ファイル内容の画像そのものが表示される。Dockバーのデザインもシャドーが付いたりして変わった。しかしこれは事前に知っていた。いちばん驚いたのはファインダの革命的な変化だ。新しいファインダは〔CDジャケットを次々に表示する〕CoverFlow機能も備えたiTunesそのもので、多数のファイルをぱらぱらとめくっていくことができる。PDFのページも表示されるし、動画さえファインダの中から再生できる。これは大幅な時間節約なる。天の助けともいうべきありがたい機能だ。
ネットワーク環境に関しては、 Leopardがネットワーク上のコンピュータを探索して自動的にマウントしてくれる機能が優秀だ。対象にはWindowsマシンや共有デバイスも含まれる。私の場合、WesternDigitalの1TNBのNASドライブ(これはWindowsのDVDメディア・プレイヤーから利用できるよう、Windowsの共有ドライブとしてセットアップされていた)も自動的に認識され、即座にアクセス可能だった。家の息子が以前からゲーム用に使っているWindowsMCE〔メディア・センター・エディション〕 端末も認識できた。
Spaces機能も便利だ
新しいSpaces機能はバーチャルデスクトップを提供する。これはデスクトップに一度にむやみにたくさんのアイテムをオープンして、しかも複数のモニタを接続していないユーザーには理想的な機能だ。この機能はLinuxには標準で用意されているが、Macに導入されたのはこれが初めてで、Windowsでは標準では提供されていない。
Dock とStack
DockとStackの機能によってOSXのDockから複数のアイテムに簡単にアクセスできるようになった。従来はファインダにアクセスする(あるいはショートカットからファインダのウィンドウを開く)必要があったのに比べてはるかに簡単になった。これはちょっとWindowsを思い出させるが、だからといって悪いことではない。OSXは優れたパッケージだ。AppleがWindowsからいくつかアイディアを戴いて改善を図ったとしても、いいではないか。結局、ユーザーにとって便利になれば問題ない。
「Time Machine」ボタンをクリックしてはいけない!
Leopardで唯一問題があったのは「Time Machine」だ。機能自体は良いもので、バックアップ用に内蔵ないし外付けの追加のハードディスクが用意できるなら、セットアップもごく簡単だ。しかしTimeMachineがバックアップを構築しないうちにTime Machineボタンを押すと大変なことになる。少なくとも私の場合、完全にOSXがクラッシュしてしまった。私は修復のために何度も再起動を余儀なくされ、キーボードからやっかいな入力をしなければならなかった。(MacにはWindowsのようなCTRL+ALT+DELETE機能がない)。今はこのスシテムは自動的にバックアップを取ってくれており、たいへん優れた機能。しかしご注意。アップグレードの直後にこのボタンをクリックしてはいけない。
要約
全体としてすばらしくよく出来ている。インストールが終わった瞬間から使いやすく、速く感じられた。もっとも、体感速度が速くなったのはマウス感度が上がったせいかもしれないが。従来のOSXにあった不具合の多くは手当てされており、従来から快適だった基本的な操作の使い勝手は今回の一新でさらに改良された。リリースの日程はやや遅れ気味となったが、このアップグレードは待ったかいがあったし、料金ににも十分見合う価値がある。
[原文へ]
タグ: Apple【関連記事】




2007年 10月 28日 at 7:21 am
2007年 10月 28日 at 9:45 am