アメリカ人のほとんどはGoogle Docsなど聞いたこともない
by Duncan Riley on 2007年12月19日

study.jpgNPDによる調査では、「アメリカ人の73%はGoogle Docsやその他のオンラインオフィスアプリについて聞いたことがない」となっている。しかし、最悪なのは、回答者のうち僅か0.5%のみがデスクトップオフィスアプリに見切りをつけ、オンラインオフィスアプリに乗り換えたということだろう。また、「アメリカ人の94%は、ウェブべースのプロダクティビティ・スイートをまだ試してみたことがない」という結果もある。

公平を期すために言っておくと、同調査は「PCユーザー600人」を対象に行われたもの。だから、例えば(ひょっとしたら)Macユーザーは対象に含まれていないのかもしれない。また、統計的にみて、「コンピュータユーザーを対象にした調査」と言えるだけの調査対象者数かどうか、も気になるところだ。

一部の人たちがこの調査結果を「コンピュータユーザーは、オンラインアプリを受け入れていない」証拠として利用するだろうことは疑いの余地もないが、今後、予期される事態を示すものでもある。Googleやその他企業は、ビジネスの場で利用されているワープロなどベーシックなサービスのあり方を変えようとエンタープライズ部門に向けてのマーケティングを継続的に推進している。課題となるのは、25年以上にわたり、人々がごく普通に思ってきたこと(デスクトップアプリ)に、取って代わるような代替の選択肢であるオンラインアプリがすでに準備されており、利用に耐えるようなものだ、と考えを変えてもらうことだろう。今日、少なくともOS XやLinuxの受け入れ度を見ると、Vistaの失敗がマイクロソフト離れを加速し現実のものとしてはっきりしている。デスクトップ(アプリ)に代わるものは両プラットフォームに向けたものが常に用意されてきたが、既存OSからのアップグレード、あるいは新たにMacに乗り換えるにしてもMicrosoft Office購入の必要性を疑問に思う人の数は増加を続けるだろう。ゆっくりした変化ではある。しかし、オンラインアプリはまぎれも無く存在することから、オンラインアプリへ乗り換えるユーザー数が今後増加することは確かだろう。

(via Download Squad

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(翻訳:Nobuko Fujieda)