Dapper利用で自分のNetvibesモジュールを作ろう
by Marshall Kirkpatrick on 2006年11月23日

マッシュアップ制作ツールの「Dapper」は、今後Dapperユーザーはどんなデータソースからでも簡単にモジュールを制作し、人気スタートページNetvibesに設置できるようになったことを、今日(米国時間11/21)発表した。見方により、Dapperはスクリーン・スクレイピング(screen scraping:WEB上に表示される情報をあるルールに従い、抽出してくる技術)を誇る会社、あるいはデータ・ポータビリティの方向に向かい勢いよく先頭を進んでいる会社と言えよう。僕はとても気に入っている。Dapperとの恊働で、ユーザーによる新モジュール制作がいち早く可能になったことは、Netvibesにとって競争上の優位性確保につながる。Netvibesについての過去記事はここ日本語版記事)、そしてDapperはここ日本語版記事)。

Dapperは、どんなブログでもTechnoratiリンクのデータを時間経過とともにグラフで表示する“Blotter”というツールのリリースで最初に注目を集めた。同社はここのところ電撃的なイノベーションを行っている。“Snag”という名の概念実証を例に見てほしい。同サービスは LinkedIn、MySpace、Friendster、FacebookそれにHi5といったサイト間の友だち、アップデートそれにメッセージをアグリゲートするサービス。これは、Dapperがログイン認証によって実現したデータソースの一括統合に新しく追加されたサポートで、最初のショーケースだった。ただただ便利だというしかない。

Dapperユーザーはポイント&クリックインターフェースを利用してどのようなサイトのデータの変更点を捉えられる。そのデータは任意数の異なるフォーマットに流し込むことが可能だ。RSS、iCal、Google Mapsあるいはその他多数のフォーマットが含まれる。Dapperは現在のNetvibesに向けた比較的シンプルな機能に加え、よりインタラクティブな機能をモジュールを含みたいと考えている。そして、ユーザーからのリクエストと同社賛成のもと、更なるスタートページとウィジェットプラットフォームへのサービス拡大を希望している。

Dapperは、まだまだ進行中のものがあるし、ユーザーインターフェース見直しは優先事項のトップに近いという。見直しは確かに必要だし、とても良いニュースだ。いったん、サービスがより簡単に利用できるようになったら、ウェブ上のあらゆる場所でますますDapper導入が広く行われることになるだろ う。

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  • http://jp.techcrunch.com/archives/5-ways-to-mix-rip-and-mash-your-data/ TechCrunch Japanese アーカイブ » ミックス、リップ、マッシュ―5つのデータ処理サービスを比較する

    [...] 最近、 モジュールやマッシュアップ作成の分野で、TeqloやDappといった多くの新しいサービスが現れている。いずれも開発者やエンドユーザーがデータをミックス/リミックスしてミニアプリケーションやマッシュアップを作るのを助ける。ここではデータのミックス、リップ、マッシュアップをサポートするサービスを5つ取り上げ、データのインプット方法、アウトプット方法、RESTのサポート、考えられる利用方法、ユーザー側で必要とされる技術レベルについて検討してみる。Yahoo PipesYahoo!のPipesはGUIベースのウェブアプリケーションで、ユーザーはウェブページから配信される各種フィード(RSS、Atom、RDF)から得たデータをリミックスして独自の新しいフィードを作成することができる。Pipesはウェブから取り込んだフィード内容をソート、結合、解析してからRSSまたはJSON形式で出力する。Pipesにはクエリーを作る優秀なモジュールがあり、ユーザーはURLをパラメータとして適切なフィードを得ることができる。Yahoo!はPipesユーザーのためのコミュニティーをサポートしており、ユーザーは制作したPipesアプリケーションを公開したり、他のユーザーのアプリケーションをリミックスして利用したりできる。Pipesから出力されたデータは、さらに他のマッシュアップでも利用できる。これはTeqloの実例。利用分野: Pipesは文法的に正しい形式のフィードをYahoo!のサービス、たとえばSearch、Local、Flickr、それにすでにモジュールが用意されているからGoogle Baseなどにマッシュアップするのに最適である。ユーザーには手続き的プログラミングによる制御の初歩(ループ処理、論理式など)の知識が必要だが、よく出来たビジュアルインタフェースが助けになる。サンプル: どこかの近くのアパート (Craigslist とYahoo! Localのマッシュアップ)、eBayプライスウォッチ (eBay RSS API)。TeqloTeqloはウィジェットベースの新しいマッシュアップ・アプリケーションだ。ユーザーは個別に特化した機能を持ったウィジェットをキャンバスの上にドラグ&ドロップし、続いてウィジェット間で行われる必要がある処理を選択するだけでよい。例えば、eBayの検索結果を地図上に表示したければ、eBayの検索ウィジェットとGoogleマップのウィジェットをまずドラグしてくる。続いて処理を指定して2つのウィジェットを接続する。たとえば、eBayウィジェットであるアイテムが選択されたら、Googleマップ上のその位置のマーカーを表示する、などだ。作成されたアプリケーションはアクティブなAJAXウィジェットを通じてウェブページからアクセス可能になる。現在利用可能な他のウィジェットはには、Google Calendar、Gadgets、Spreadsheets、LinkedIn検索、DabbleDB検索、YouTubeビューワー、コンタクトリスト、to-doリストなどがある。このサービスは現在ベータ版なので、モジュールの数は少ない。またウェブページにアプリケーションを公開する機能はまだ実装されていない。利用分野: Teqloは非プログラマーが利用可能なハイレベルなマッシュアップサービスだ。ユーザーは、ひとつのウィジェットが別のウィジェットにどういう動作を起こさせなければならないかを指定することによってウィジェット間の関係を構成できる。しかし、Teqloのハイレベルなアプローチは、逆に、このサービスの能力はTeqlo側がいかに有用なウィジェットや処理機能を提供できるかにかかっているともいえる。サンプル: まだ公開されてないl。しかしTeqloのblogに記事が掲載されている。ProtoProtoはWindowsベースのマッシュアップ・アプリケーションで、ユーザーのデスクトップアプリとウェブを統合することが目的。マッシュアップを構成、利用するためのWindowsアプリケーションがユーザー側で必要になる。Protoはコンポネントベースで、Outlookのようなユーザー側のデスクトップアプリからデータを抽出、Yahoo!マップのようなオンライン・モジュールに入力することでデスクトップとウェブを結合する。ProtoにはVBA IDE(Visual Basic for Applications development environment)とAdobe Flashが開発環境として組み込まれている。ユーザーはこれらを利用してアプリからデータを取り出し、表示するモジュールを書くことができる。また、Protoには簡単なデータベースをサポートしており、デスクトップとウェブで利用するデータを解析、処理するために利用できる。利用分野: Protoはある程度データベースのコンセプトに馴染みがあることが必要。できればユーザー自身でモジュールを作れるよう、VBAの経験があることが望ましい。Protoの5分のイントロはこのプログラムを実際に利用するに当たってどの程度の技術レベルが必要とされるかを知るのによい。Protoはユーザーの作成したマッシュアップを共有することもできるので、プログラマーでないユーザーも既存のマッシュアップのライブラリを利用することができる。サンプル: イントロビデオにサンプルの良い例が載っている。レストラン・ビューワや企業ユース寄りのSalesforceレポーターなどのモジュールを表示させるにはビューワプログラムをダウンロードしてインストールする必要がある。DapperDapperはウェブベースのアプリケーションでウェブサイトのコンテンツ用にXMLコードを生成する。Dapperのバーチャルブラウザを利用して外のウェブサイトからデータを取り入れ、Dapp(と呼ばれるウェブサービス)を構築する。ユーザーが関心のある内容を掲載しているサイトのURLをいくつか入力してサンプルをフィードするとDapperは次第に学習していく。Dapperはそれぞれのウェブページを比較し、類似した部分を重要だと推測してデータを取り込む。Dapperがページの解析を終えた後、必要とするフィールドをユーザーがさらに絞り込むことができる。例えば、「Diggの記事のタイトルのフィールド」、といった具合。Dapperはユーザーが選定したフィールドのコンテンツをさまざまなフォーマット(XML、JSON、HTML、YAML)で出力し、アラートを発生させたり、フィード中の位置をマップで表示したりできる。すべてのDapperアプリケーション(Dapp)はユーザーコミュニティーに公開され、他のユーザーが自由に使うことができる。利用分野: Dapperではプログラミングの知識は最小限ですむ。文法的に正しい形式のフィードを含んでいないページからそのようなフィードを生成するのに最適。デモの動画が概要を知るのに良い。サンプル: Fidgetはユーザーのお気に入りのバンドをDapperが検索し、動画を見つけ出してくれるツールだ。OpenKapowOpenKapowはDapperの業務用版といったところ。これはデスクトップのアプリケーションで、ブラウザインタフェースを通じたRSS feeds、REST アプリ、ウェブクリップが作れる。Dapper同様、OpenKapowを利用してウェブページから内容を取り出すロボットを構築することができる。OpenKapowではそれに加え、ボットで自由にウェブをナビゲート(フォームの送信を含む)し、ループや分岐、エラーからの回復、ユーザーによる随時のインプットなどの処理を実行することができる。OpenKapowでは、ユーザーがロボットを共有、リミックスに利用できるコミュニティーが用意されている。利用分野: OpenKapowはウェブページからの高度なスクラッピング(データ取り出し)に理想的だ。手続き的プログラミングとウェブのhtmlI言語に関する基礎的な知識を必要とする。サンプル: これはGmailにログインしてユーザーのメールをXML形式で出力するロボット。こちらのサンプルはキーワードでTechCrunchの記事を徹底的に検索してくれる。[原文へ] Dapper OpenKapow proto teqlo Yahoo yahoo pipes [...]