2008年3月7日

Microsoftの政治ニュースのアグリゲータ、「Blews」は海辺で食べたアイスキャンデーを思いださせる

Michael Arrington

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オーケー、左の写真はジョークだ。しかし、Microsoft Researchが今日(3/6)発表した新しいニュース・アグレゲーター「Microsoft Blews 」のスクリーンショットを(下参照)を見ていただきたい。子供の頃海辺で(あるいはどこにせよ)食べたあの三色アイスキャンデー「Rocket Pop」を彷彿とさせないだろうか。

それはとにかく、Blewsの話。これはニュース・アグレゲーターである。(同種のものとしては、Techmemeその他約45件ほどのライバルに加えて、こういう珍品もある)。しかし、Blewsが提供するのは、誰がどのページにリンクを張っているかをほぼリアルタイムで分析して重要性を判断し、カテゴリーを分類するという定番の機能だけににとどまらない。このサービスはもっぱら政治ニュースだけを扱うが、記事の政治的立場が保守かリベラル寄りかまで判断する。

BLEWSは記事が保守的ブロゴスフィアで受け入れられているか、リベラル寄りブロゴスフィアで受け入れられているかを基準に用いて分類を行う。記事に対する保守ブログとリベラル・ブログのそれぞれからのリンクをビジュアル化して表示する。また問題のニュース記事あるはテーマが政治的感情に訴えかける力の強さも推定する。BLEWSはまた「ものごとを両面から見る」アプローチを採用しており、読者は同一の記事に対する異なる政治的立場からの見解を知ることができる。BLEWSはこの目的を達成するため、LiveLabsの「Social Media」プラットフォームが提供するリアルタイムのフィード を利用して政治ブログ記事を収集、分析する。

ユーザーインタフェースはこんな具合。

リベラル側からのリンクは左側の青い部分(Rocket Popのラズベリーだ!)に、保守側からのリンクは右側の赤い部分(チェリー)に表示される。真ん中の白い(これはレモン)部分には記事が表示される。周囲に飛び散っている点はコメントの感情の強さを表しているのだそうだが、すごく暑い日にRocket Popから垂れる滴のように見える。

気がついてみると、開発チーム(Michael Gamon、Sumit Basu、Dmitriy Blenko、Danyel Fisher、Christian Konig)にはユーザーインタフェースやウェブデザインの専門家が1人もいない。

UIも難しいものだからいちおう脇に置いて、Blewsが用いているAI技術はなかなか面白い。単なるキーワード検索(たとえばPowerset)は別としてコンピュータ・アルゴリズムのみでテキストから感情や意味を判定するのは非常に困難だ。Microsoftはこの「感情的強度」の分析も行っているとしている。これがうまく行けば、あるいはそこそこ近い判定ができる程度でも、この技術には無数の応用の可能性がある。

ちなみに、Blewsはわれわれが12月に紹介したScoutLabsにも似ているScout Labsはブランド広告の広告主がそのブランドに対するウェブでのコメントをモニタして、そのブランドへの好感度を推測しようというものだった。

[原文へ]

(翻訳:Namekawa, U)

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