2008年3月15日

マイクロソフトがまた広告スタートアップ買収、今度は「Rapt」

Erick Schonfeld

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rapt-logo.pngマイクロソフトの広告スタートアップの買収欲はいつ収まるものやらだが、大物ヤフーを追う傍ら、メザシも次々掬い上げ広告ソフトウェア事業の空きを埋めようとしている。つい何週間か前に マイクロセグメント化ソフトの新会社「Yadata」を$20M~30M(2000万~3000万ドル)で買収した同社が、今日(米国時間3/14)はRapt買収のニュース(買収価格は非開示)。

Raptでは、Webパブリッシャー向けにオンラインの“イールドマネジメント”ソフトを出している。これは、価格その他の要素を基に広告在庫が管理できるソフトだ。以下はAdWeekの記事からの抜粋。:

Raptは、業界トップのWebパブリッシャー数社が広告在庫の販売管理に使っているもので、パブリッシャーが広告出稿からどれだけの収入を得られるか予想を立て、その広告スポットを自社営業すべきか広告ネットワークに委託すべきか判断してくれる。事業相手にはCNET Networks、ダウ・ジョーンズ、ニューヨークタイムズも。さらにRaptでは、マイクロソフトが自社サイト上で在庫管理できるよう支援も行っている。

Raptは、マイクロソフトが昨年5月に$6B(60億ドル)で買収したaQuantiveビジネスのAtlas Publisher Suiteに吸収される。

Raptは従業員85人。買収としては小規模だが、マイクソフトにとっては、これで必要な技術のチェックリストを埋めることができる。Google-DoubleClickの合併が先ごろ最終的に確定したこともそうだが、広告分野の大規模な合併整理で大企業から中小企業へ大金がトリクルダウンしている様相だ(一番最近の大型イグジットはQuigoで、AOLが$300M[3億ドル]以上で買収済み)。このような小さな技術の買収は今後も続くだろう。が、これまで買収されなかった大手広告ネットワークについては、ビッグな給料日が来る確率は低そうだ。

[原文へ]

(翻訳:satomi)

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