2008年3月4日

Mzinga、Prosperoを買収―ホワイトレーベルSNSはさらに統合が必要

Mark Hendrickson

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去年の11月、TechCrunchボストンで公式にローンチしたホワイト・レーベル〔OEM〕のSNSプロバイダー、Mzingaは同じホワイト・レーベルSNSプロバイダーで、われわれもしばらく前に紹介したことがあるProspero Technologiesを買収したことを発表した。

Mzingaは現在までに$32.5M(3250万ドル)という相当の大金を調達している。この資金の一部が今回のProspero買収に充てられ、他の一部が業務の拡張のために充てられる。買収完了後の新企業は25社以上のエンタープライズレベルの顧客から年間売り上げ$30M(3千万ドル)以上を得ている。

この買収のニュースは、同じ業界でONEsiteSocial Platformを2週間前に買収した後、踵を接するように発表された。この二つの動きを関連させて考えると、きわめて混み合った小党分立的なホワイト・ラベルのSNS提供サービスにも統合と集中の季節が来ていることをうかがわせる。

私はForresterのアナリスト、Jeremiah Owyangとマーケットの将来について意見を交換する機会があった。彼はこの分野のエキスパートで、現在60を数え、さらに毎週のように増え続けるホワイト・ラベルのネットワーク提供者すべてを非常に詳しく観察している。

この分野で利用されるソフトウェア技術はきわめて単純な規格品なので、一般ユーザーにはどれがどれやらまず見当がつかないのが普通だ。Owyangはこの分野では多くの会社が合併ないし提携して規模を拡大し、単にSNS用ソフトウェアを提供するだけでなく、数多くの高度な付加を産むサービスを提供できるようにならなければいけない。

すなわちホスティングや統計処理やウィジェットの提供を通じて、より完全なソリューションを提供する必要がある。 これにはオンライン・コミュニティー作りに関する戦略立案のコンサルタンティング料金も含まれている。Owyangの言を借りれば、成功した企業は戦略的マーケティングやエンタープライズ・レベルでの提携を重視し、パートナーとビジネス上のゴールや目標を共有しあうことができる。また既存の企業ウェブサイトにシームレスかつ滑らかに統合可能であるだけでなく、ウィジェットを通じてFacebookやMySpaceなど一般消費者向けSNSも利用できなくてはいけない。

Owyangは、今回のProsperoやSocial Platformのような業界内買収に加えて、メディアやウェブの大手企業における大規模なエンタープライズ・レベルでの資源の再配分による業界外との合併や提携が増えていくだろうと予測している。この動きは90年代末にCMS(コンテンツ・マネジメント・システム)業界で起きた再編の波を思い起こさせる。

Owyangはまた、ホワイト・レーベルSNS事業を行う会社の性格もやがて変わっていくことを予想している。つまり、一般的、標準的なホワイト・レーベルSNSサイトの提供ではなく、スポーツとかビデオとか垂直分野に特化した機能豊富なパッケージの提供に向かい、また業界自身もサービスのターゲットに応じて二つに分かれる―社内にコミュニティーを作りたい大企業をクライアントに持つグループとマーケティングの一環として社外の一般ユーザーのコミュニティーを育成したい企業をユーザーに持つグループだ。

[原文へ]

(翻訳:Namekawa, U)

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