Glam、根拠なき活況
Michael Arrington
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広告ネットワークGlamについてJeff Jarvisが過熱気味のレビューを今日(*リンク先エントリは米国時間11月12日付け)書いている。同社を好ましく思っているのは何も彼だけではない。同社は、多額の投資ラウンドを完了することで、ここしばらく調達しようと試みていた資金を得たという。バリュエーションは$450(4億5千万ドル)。
私は、同社が資金調達していることについて8月のエントリでとりあげた。その中で、同社が女性を対象とするサイトとしてインターネット上で最大規模であると主張している点を厳しく批判した。また、U.S.国内ウェブサイトとして最速のスピードで成長しているという点についてもだ。同社のサービス内容の説明には「Glam MediaはWeb 2.0分散型メディア会社であり、comScore Media Metrixによると女性へのリーチでは第1位です(中略)Glam Mediaはアメリカ国内に於いて最速のスピードで成長を続けているサービスです」。
しかし、Glamは、インターネット上の女性向け最大規模のサイトではない。どのような意味においても、だ。むしろ、同サイトはある程度ページビューを生み出す多数サイトの集合体を所有するといったところ。そして、600程度の外部ブログやウェブサイトなどに広告を販売する大規模な広告販売チームを抱えている。8月に、同社は月間ビジター数1千9百万と述べたが、実際にGlam.comを訪れたのはそのうちの僅か3.4% (65万4千)。今年、同社の収益はおよそ$21M(2100万ドル)、損失は$3.7M(370万ドル)となるだろう。
同社はいまだに、インターネット上最大の女性向けサイトと言っている。そして、また膨大なユニークビジター数について語っている。しかし、実際の位置づけは大きく異なるものだ。ページビュー、広告流通ともパートナーサイトに頼り切っているのが現状だ。
Jarvisは今年に入ってから、「クビ」にしなければならなかったコンテンツパートナーはたった一つだった、と述べている。まるで、パートナー関係についてGlamが全面的にパワーを持っているかのように聞こえるが、実際はその逆というのが本当のところだ。今のところ、広告販売についての同社パートナーの選択肢は限られたものだ。
しかし、ライバルたちが登場しつつあるのは明らかだ。(方向性として似たビジネスの一例にはSugar, Inc.など)。パブリシャーが広告ネットワークについて複数の選択肢を持てば、保障やマージンを要求するようになるだろう。そうなれば、すでに採算性の悪いGlamのビジネスモデルに深刻な痛手を与えるようになるだろう。
Glamにとっての脅威は類似サービスとの競合だけではない。パートナーたちは、コスト的にみてGlamに収益の40%を渡す代わりに、セールス員を採用するほうが低くなる時点で、Glamから撤退することになるだろう。
Glamは素晴らしいと思う一方で、メディアを新たに再定義するようなものとは思わないし、ビジネスモデルは深刻な問題を抱えていると思う。例え誰であれ、コンテンツとページビューを生み出す者こそが真の資産を所有している。広告販売を手掛けるというのはサービス提供者というのと大差ない。
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(翻訳:Nobuko Fujieda)
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2008年 2月 25日 at 5:40 pm
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