MySpace、セキュリティ対策の影響でウィジェットのバイラルな配布が不能に
Marshall Kirkpatrick
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第三者ベンダーによる自社サービスのソーシャル・ネットワーク内での配布を防ぐため、MySpaceはその主要メソッドを不能にするセキュリティ対策の導入に踏み切った。
MySpaceで使えないものと言えばjavaスクリプトだが、これからはFlash player 9で動画を見る場合にもflashのオブジェクトから外部サイトにリンクできなくなる。MySpaceは自社がホストする動画閲覧用にFlash 9のベータ版のダウンロードをユーザーに推奨中。MySpaceは先週末、セキュリティの一斉検査で、あるコードを新たに組み入れたが、Flash 9のベータ版をダウンロードした場合には、このコードの影響で(YouTubeなど)他のウィジェットがほとんど全て、外部のサイトにリンク不能となる。flashのウィジェットには影響がないものもあるようだが、理由ははっきりしない。何人かの友だちと試してみたが、外部リンクできるウィジェットとできないウィジェットで見え方が違うのは楽曲コーナーのプロフィール表示だけだった。
これはどういうことかと言うと、MySpaceの成長目覚しいウィジェット産業のバイラルな広がりを支えてきた“get this widget(このウィジェットをゲット)”という機能が遠からず使えなくなるということだ。 また、MySpaceが阻止したがっていたワームの脅威に今後も脆弱なまま晒される、という意味でもある。
flashベースのワームが週末検出され、サイト全体に広まり、米政府が9/11同時多発テロを背後で操っていたと主張する外部サイトにユーザーが誘導される事件があったことから、今はflashも新バージョンの導入が求められている。ブロガーのAlice Marwickは今日Josh Santangeloと一緒に、Flash 9をインストールする場合、サイト管理者にはflashオブジェクトからの外部リンク機能をオフにできるオプションがあると指摘した。MySpaceの管理者がこの選択を選んだことは明らか。ユーザーはMySpaceがホストする動画を見ようとFlash player 9をインストールした途端、サイトに埋め込んだYouTubeのFlash動画から外部リンクに飛ぶことができなくなる、というわけだ。
MySpaceは埋め込まれたflash用ウィジェットの一部に‘allowNetworking=”internal”’というコードを挿入しているが、動画再生用はじめ全ウィジェットに何故埋め込まなかったかは不明。
これで多大な影響を受けるサービスは、バイラルな広がりが命のYouTube、RockYouその他、新サービスも含めたらキリがない。ウィジェットのベンダーとは最近何人も話す機会があったが、「MySpaceで動く」ことが今は一番大事なセールスポイントだ。企業は今、サイトからサイトにコンテンツをウィジェットで繋ぐ部分に多大な投資を行っているし、MySpaceの存在は大きい。今回の動きは、セキュリティという名目ではあるが、将来的にはMySpaceのflashウィジェット産業に深刻なダメージを及ぼしそうだ。ユーザのウィジェット人気を考慮すると、これはMySpaceにとっても大きな痛手となりそうだ。
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2006年 8月 1日 at 9:31 am