MySpace、ショッピングサイトへのトラフィック誘導でMSNを抜く
Marshall Kirkpatrick
3 comments »
Hitwiseの最近の調査によると、MySpaceが米国のオンラインショッピングサイトへのトラフィック誘導で先週MSN(検索エンジン業界第3位)を抜いたという。これはビッグニュース。なぜなら、若者向けのソーシャルネットワークに市場を大きく動かす力があるという確実な証拠となったからだ。
Hitwiseのレポートによれば、8/20~8/26(米国時間)の週のオンラインショッピングへのトラフィックのうち、Yahoo!が4.69パーセント、MySpaceが2.53パーセント、MSNの検索が2.53パーセントをそれぞれ占めている。Googleは14.93パーセントで群を抜いている。
昨年の検索系広告の市場規模は50億ドル。雑誌の220億ドル、テレビの740億ドルと比べるとまだまだ小さいが、市場の景観は変わってきている。Financial Timesは火曜日(米国時間8/29)、MySpaceやYouTubeのようなサイトと交渉できるスキルのあるマーケターが不足していることがオンライン広告の成長を阻む最大の要因だという記事を載せている。
短期だけを見てもどのビッグプレーヤーが勝つのかまだわからない。Googleの広告は競合と比べて効果が高いと言われてはいるが、MySpaceでのサービスはまだ始まっていない。もし今年の第4四半期にもGoogleが引き継ぎMySpaceの検索をもっと質良くすることが出来るなら、MySpaceからのショッピングサイトへのトラフィックはこれまで以上のものになると期待できるだろう。一方で、IE 6ではブラウザーのchrome(訳注:ツールバーなど、ブラウザーのコンテント領域外の部品)には検索ボックスがないし、IE 7の検索ボックスはMSNかLive.com用だ。いずれLive.comと数字を比べてみないといけない。
TechCrunch読者にとってもっと重要なのは、 ソーシャルネットワークを使っている若者はそのサイト内のリンクからオンラインショッピングすることに興味を示している、とこの数字が示唆していることだろう。実際、そういったサイトはMSNの検索よりもより評価力を持っているのは明らかなこと。そして、ソーシャルネットワークサイトは、検索エンジンで可能なように、サイト内広告から利益を得ることができる。
スタートアップのソーシャルネットワークサイトがみんなAdSenseでトラフィックを収益化しようとしているだろか?たぶん僕らが考える以上にそれが現実的なのだろう。ライバルは次々とやってきている。MySpaceのロゴを最後にここに貼ってからひと月以上たつんじゃないかな。
もし新しいサイトのうちのいくつかでも生き残り、もしMySpaceユーザーの大半がFoxの支配に嫌気がさしたなら、トラフィックの経済効果は拡散していくに違いない。ただ、MSNの検索広告のパイよりも大きなパイのスライスを欲しがっているスタートアップはいくらでもいる。彼らの取り分はずっと小さいかもしれないが、ソーシャルネットワークのリーダーであるMySpaceがオンラインショッピングにインパクトを与えているというニュー スは、これから参入しようする野望に燃えるネットワークサービスにとっては、大きな励みになるはずだ。
タグ: MySpace【関連記事】




2006年 9月 1日 at 9:29 pm
2006年 9月 9日 at 7:07 pm
2006年 10月 1日 at 2:07 pm