MySpace、怒りのテスト
by Michael Arrington on 2007年1月19日

今朝(米国時間1/18)「MySpace」で不可解なシステム停止のようなことがあった。2時間半ほど続いた後サイトはほぼ通常の状態に戻った。何が起きたかといえばこういうことだ。Flashのウィジェットを貼り付ける、リンクで画像を表示する、その他何かのコードを埋め込む、このどれもができなくなった。元からあるウィジェットはちゃんと動いたが、追加することができない。MySpaceのユーザーがページを編集すると、そこに埋め込まれていたコードはエラーになった。

今のところMySpaceからは、何故こんなことが起きたかについての正確なコメントを求めたことに対する返答はない。しかし、今やインターネット最大のサイトであるMySpaceの肩に乗り、YouTubeのような成功を夢みてビジネスをしている無数のスタートアップの幹部たちは、 間違いなく話しあっているだろう。もちろんオフレコで。誰もが口にするのは「MySpaceに目をつけられたくない」。

何の話かといえば、これはMySpaceは近々やる大がかりな「チキンゲーム」の第一歩で、MySpaceの上級幹部の中には、他の誰もが先に折れるような、キャリアを決する賭けに出る者がいるということ。MySpaceは今でもYouTubeの買収(自分たちがしたかった)には神経質で、噂によればPhotoBucket最終ラウンド調達の前に、買収のことを知らせなかったことも不快に思っているらしい。おそらく最近の$20M(2000万ドル)のSlideのファンディングが、最後のひと押しになったのだろう。この手の会社のすべてがMySpaceのユーザーページに自分たちのコンテンツを載せることに(控え目に言って)大きく依存している。

みんながこのことを予言するようになってからしばらくたつが、MySpaceはこれまでサービスを切り捨てるような大きな動きはしてこなかった。今日の出来事は、ウィジェットを占め出すのがいかに簡単か、それに対してどんな反応があるかを試すためのものだったのかもしれない。それとも単なるバグか。

MySpaceがウィジェットなどのコードの埋め込みを完全に禁止しはじめるとすれば、セキュリティのためだと言うに違いない。しかし、自社製の競合サービスは勧めるだろうし、「認定済」のパートナーズだけを入れることになるのだろう。私は、その認定では料金を徴収するとにらんでいる。

アップデート: MySpaceは、今回影響を受けた会社に対して、これは「開発上のミス」であり意識的なものではないと非公式に伝えている。

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  • http://jp.techcrunch.com/archives/hi5-traffic-surges-may-be-second-largest-social-network/ TechCrunch Japanese アーカイブ » Hi5のトラフィック急上昇、もしかすると第2位のSNSかも?

    [...] ソーシャルネットワークの成長に関するいちばん信頼できるデータはウィジェットを提供するスタートアップから出てくることがある。SNSのユーザーがウィジェットを自分のページに貼るとウィジェットを提供したサイトでそのページのトラフィックがモニタできるわけだ。SNS側のサービス約款の変更があるとウィジェットの使用状況に大きな影響があるが、SNS自身の発表するデータ以外では、ウィジェットサイトのデータがもっとも信頼できるものだ。いくつかのウィジェット会社から聞いたところによると、サンフランシスコのHi5が、すでにメジャーなSNSだが、急速に成長中とのこと。トラフィックは毎月15%ずつ成長を続けており、ある大手ウィジェット会社の幹部は「現時点でHi5はMySpaceに次ぐ地位を占めているのではないか。少なくとも2線級のSNS―Piczo、Bebo、Tagged、その他のどれよりも大きいはず」と語っている。入手可能な第三者のデータもほぼこの見方を裏付けている。Hi5は米国でも大きな存在だが、ユーザーの大部分は外国にいる。Comscoreは、去る12月にHi5を2300万ユニーク訪問者で世界で第79thのサイト(Facebookはこれに次ぐ83位)に位置付けているが、米国のユーザーは減少している。米国でのユニーク訪問者は2006年7月の400万から12月には300万に減っていた。Alexaのデータは大きな成長を記録しているが、Competeではこれと違って、Comscoreの米国市場のデータにより近い評価となっている。[原文へ] Hi5 [...]

  • http://jp.techcrunch.com/archives/imeem-blocked-from-myspace/ TechCrunch Japanese アーカイブ » Imeem、MySpaceから締め出される―次は誰の番?

    [...] この1年ほどのMySpaceの行動には不審な点がある。先月、Flashをエンベッドするすべてのウィジェットが数時間無効にされた。一部では、MySpaceが様子を見たのではないかという観測が出た。つまり、これによってユーザーからの苦情がどの程度のものになるか試したのではないかというのだが、MySpaceの広報はこの見方ををきっぱりと否定している。MySpaceによれば単なるシステムのバグ以上のものではないという。しかし、一部のサイトはどうやら恒久的に締め出しを食ったようだ。Vidilife、Stickam、RevverのウィジェットはMySpaceで無効化されているが、MySpace側では理由も言わないし、将来このブロックが解除されるかどうかについても沈黙している。これらのサービス提供者は途方に暮れている―Revverは最近のブログ記事で「Revverがまた使えるよう、MySpaceに要請しよう」とユーザーに呼びかけている。今夜(米国時間1/25)われわれが聞いたところでは、人気のあるウィジエットを提供しているImeemが新たに締め出しリストに載せられたようだ。自社の巨大なユーザーベースの上で他社が商売をしているのをMySpaceが快く思っていないことことは確かだ。News Corp. (MySpaceの親会社)のCOO、Peter Cherninは昨年、YouTube、Flickr、Photobucketの名前を特に挙げて「こういったサービスはMySpaceの尻馬に乗っているようなものだ」とまで述べている。業界のインサイダーはMySpaceはサードパーティーのウィジェット提供者が十分に大きなビジネスになるように仕向けてきたのだと主張してきた。(これからも主張するだろう)。つまりMySpaceは将来徐々にこれらのウィジェットをブロックしていき、料金を支払うものだけに提供を許可するようにするつもりだというのだ。MySpaceの広報はこれについても否定して、1月のブロックは単なるエラーだったとしし、特定のサービス提供サイトが締め出されている件についてはコメントを全く避けている。もしMySpaceが、本当にウィジェットを全面的に禁止して、料金を支払うサイトだけに許可するという道を進むとするなら、そういう計画はまったくないと主張した過去の言明との食い違いを非難されることになるだろう。これらのブロックが開発上のエラーに過ぎないのか、それとも実際一種の警告射撃なのか、MySpaceのユーザーに頼っているウィジェット提供会社としては、次はどこがブロックされるのだろうかと、文字どおり息を殺して震えながら待っている。私はサイトのブロックについてMySpaceにコメントを求めているが、月曜日になるまで返事が来るのは期待できない。[原文へ] MySpace [...]

  • http://jp.techcrunch.com/archives/photobucket-videos-blocked-on-myspace/ TechCrunch Japanese アーカイブ » Photobucket動画、MySpaceから遮断される

    [...] バグ、セキュリティに関する課題、あるいは利用条件の違反などを理由に同サイトから(他サービスを)遮断するというのは、MySpaceのクセになりつつある。1月には、2.5時間にわたり、不可思議にもFlashウィジェットを動作出来なくなるようにしている。続いてImeemのサービスが停止された。Vidilife、StickamそれにRevverの利用は、ずっと禁止されたままだ。 [...]