MySpaceは 「SelfServe by MySpace」という新しい広告ネットワークのプラットフォームを月曜日のAd:Techで発表する。このサービス自体は向う60日程度で限られた数の広告主に提供される予定。
$1B(10億ドル)近いGoogleとの検索に関する契約はこのサービスのスタートで影響を受けない。Googleは検索と検索連動テキスト広告をもっぱら取り扱う。今回の新しいMySpace広告プラットフォームはプロフィールページに表示される画像広告だ。
「SelfServe by MySpace」では、広告主は広告を直接出稿できるだけでなく、自分でオンラインで広告を作成できる。(下のスクリーンショット参照)。また広告主はMySpcaceネットワーク上での広告の効果をGoogle Adwordsに似たシステムで(MySpaceプラットフォームはテキスト広告ではなく画像広告だが)詳細にモニタできる。巨大SNSとしてこの種の広告ネットワークを手がけるのはMySpaceが初めてだ。Facebookも似たようなサービスを火曜日に発表すると観測されている。
新しいツールでは、広告主は地理、年齢構成、各種のユーザーの興味のカテゴリーなど広告ターゲットを絞り込む多様な基準を利用することができる。このサービスが一般に利用できるのは2008年初頭とみられる。最低出稿額は$10から。料金は広告主のプロフィールページへのクリック回数に基づいて算定される。また実際に出稿されて以降はオークション方式が導入される。(ベースとなる価格としてMySpaceはカテゴリー別に一定のCPC料金を課する)。
MySpaceによるとアメリカには2300万の小規模な、地域密着タイプの企業があるが(アメリカ政府の統計による)、そのうちわずか100万社だけしかオンラインで広告を行っていないという。またオンライン広告を行っている場合もほとんどが検索連動広告(Google、Yahoo、Microsoft)だ。MySpaceによると1000万の店舗、企業がMySpace上にプロフィール・ページを持っている。今回の広告プロジェクトの目的はこれらの小規模なビジネスにMySpeceコミュニティーに効果的に広告する手段を提供することにある。
MySpaceはまたもうひとつの新しい広告プロジェクト「HyperTargeting by MySpace」が開発の第1段階を無事完了したことを発表する。このサービスは広告主がさまざまな条件で絞り込んだMySpaceユーザーの特定の部分にアクセスすることを可能にする。
MySpaceはユーザーとユーザーの友人の年齢、性別、居住地域、興味のある分野など詳細なデータを収集してデータベース化する独自技術の開発に成功している。多くのデータはプロフィール・ページそのものから内容を解析して読み取られる。(もちろんこれが最大の秘密の情報源だ)。だから、たとえば、MySpaceはあるユーザーがスポーツファンだと知っているだけでなく、どんなスポーツのファンなのか、さらにはひいきのチーム、選手名までデータを集めている。映画ファンだけでも300もの下位区分がある。
全体では1千のカテゴリーがあるが、MySpaceではあまりカテゴリーを細分化するとそこに含まれる人数が減るのではないかという心配は無用だとしている。MySpaceのユーザー数は巨大なので、どんなに細分化したカテゴリーでも十分な数の広告対象者いるということだ。
広告主は、新しい「Self Serve」サービスを利用する小規模ビジネスの広告主も含めて、どれほどでも対象を細分化して指定できるし、逆に広範囲に指定してもよい。
広告主が下に画像を掲載したツールを利用して広告を作る場合、自分のプロフィールページに掲載されているコンテンツならどれでも利用して簡単にすばやく広告の制作ができる。広告が完成したら、広告主は広告を打つ対象のカテゴリーを指定する。それからクレジットカード情報を入力する。これで手続きはすべて完了だ。
このサービスはひっそりと7月にローンチされ、Procter & Gamble、Microsoft、Ford、Taco Bellといった大企業を含むおよそ50の広告主が利用している。
アップデート:われわれが初めて受け取ったこのサービスのユーザーインタフェースのスクリーンショット。イメージ・エディタもついており、バナー広告を制作する能力がある。クリックすると拡大画像が見られる。
Crunchbase MySpace
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(翻訳:Namekawa, U)

