Netvibes、ウィジェットをクロスプラットフォーム対応にすると確約
by Michael Arrington on 2007年2月22日

開発者にとってウィジェットのプラットフォームの断片化は厄介な問題で、ウィジェットは開発してからもデスクトップウィジェットの各プラットフォーム(Vista、Mac、Google、Yahoo)とオンラインプラッフォトーム(Pageflakes、Netvibesほか多数)に合わせて別々にバージョンを維持していかなくてはならない。

今W3Cでは1.0ウィジェット仕様の 青写真を作っているところだが、これが採用になると標準化が義務づけられるので、開発者にとっては今よりやり易い環境が整備されそうだ。 ただ、みんなが求めているベストなソリューションはウィジェットの製造元に関わりなく、どのプラットフォームでもウィジェットが動かせるような世界ではないかと思う。

ここロンドンで開かれている「Future of Web Apps」カンファレンスで今日(米国時間2/21)、NetvibesのファウンダーTariq Krimが明らかにしたところによれば、間もなくリリースとなる“Coriander”で同社はまさにこれをやろうとしているらしい。新製品名は「Universal Widget API 」で、eco.netvibes.com/uwaからダウンロードできる(サイトはトップページがオンエアになっている。より詳しい情報は来週出揃うようだ)。ローンチ後はNetvibes向けに開発されたウィジェットはすべてVistaGoogleMac、Operaの各プラットフォームで動くようになるとKrimは話している。いずれYahoo Widgetsやほかのプラットフォームにも対応していく予定。

単一のjavascriptの埋め込みコードを使えば、対応プラットフォームならどれでもウィジェットが追加できるようになっている。コードがプラットフォームを認識し、それに合わせたコードをウィジェット内で走らせてくれるらしい。Corianderがローンチ次第、サイトはほぼすべてのプラットフォームに対応する単一のウィジェットの埋め込みコードを作って宣伝できることになるね。

MacやGoogleでNetvibesのウィジェットを走らせてるところをKrimが見せてくれたので、そのスクリーンショットを下にあげておこう。Netvibesのモジュールやウィジェットの外観や操作感に詳しい人なら、すぐその特性の見分けがつくはず。

Krimは今回さらに、Netvibesがプラットフォーム公開に合わせてランタイムをオープンソースとして同時公開する意向を明らかにした。これで誰でもウィジェットに対応するプラットフォーム数を拡大できるようになる。より小規模なウィジェットのプラットフォームが飛びつくことが予想される。

Netvibesが発表している統計では、同社のアクティブユーザーは現在1千万人。Kimによれば、うち3分の1は1日1時間以上Netvibesを使っており、10%は“文字通り丸一日ずっと”Netvibesを開いているらしい。 今回の発表ではまた、Netvibesが年内にOpenIDに対応することも明らかになった。

[原文へ]

  • http://jp.techcrunch.com/archives/a-little-perspective-on-ajax-home-pages/ TechCrunch Japanese アーカイブ » Ajax利用のパーソナライズド・ページ概観

    [...] ここ2年ほど、われわれはAjaxを利用したカスタマイズ可能なトップページ(パーソナライズド・ページ)を追ってきた。一時はこの種のサイトが毎週のようにローンチされていたものだ。新しいサイトはもちろん今でもローンチされている。(ベータだがこれは有望そうなサイトの例)。スタートアップのNetvibesとPageflakesは中でもいちばん精力的かつクリエーティブなサイトだ。たとえば、Netvibesでは新しくクロスプラットフォームなウィジェットを提供しているし、Pageflakesの新しいビデオ検索/通知ウィジェットはクールだ。しかし、どちらもまだComscoreにトラフィックの統計が出るほどには成長していない。〔カスタイマイズ可能なスタートページという〕分野は既存のインターネット大手が独占しており、この状態はすぐには変わりそうにない。しかし大手の中には革新に乗り遅れているものもいる。Netscapeは先週、パーソナルトップページをリニューアルしたが、われわれは感心しなかった。一部には昔のNetscapeの栄光へのノスタルジーやらで、批判は不公平だと文句を言うものもいた。彼らの議論というのは結局、Netscapeはインターネットをうんと長くやってきたのだから特別な考慮をしてやるべきだというものだ。しかしユーザーはマウスのクリックで投票する。Netscapeのシェアはもうこれ以上落ちようがないほど低くなっているが、まだComscoreのランクには入っている。My AOLサービスのユニークユーザーと合計しても断然どん尻だ。Comscoreの1月の世界での統計によると、My Yahooのパーソナル・トップページが5千万で、他のライバル全部を合わせたよりも多くのユーザーがいる。Yahooとしては競争力を保つ努力はしていかねばならないが、巨大なユーザーベースのおかげで当分優位が揺らぐことはないだろう。最近のバージョンアップは良い方向への一歩と評価できる。これからの課題として、KonfabulatorデスクトップウィジェットのプラットフォームをMy Yahooに統合していかねばならない。ウィジェットの相互運用性というのはMicrosoftやGoogleに比べてYahooが明らかに立ち遅れている分野だ。[原文へ] Netvibes Pageflakes Yahoo [...]

  • http://jp.techcrunch.com/archives/yahoo-alpha-search-launches-confusing-beta/ TechCrunch Japanese アーカイブ » Yahoo Alpha検索、混乱のBetaローンチ

    [...] Yahoo Australiaは今日(米国時間4/4)、カスタマイズ可能な新検索エンジン、「Alpha」をローンチした。Yahooにはもうひとつカスタマイズ可能な検索サービスとして「Yahoo Search Builder」があって、こちらはユーザーが自分のサイト用にYahooの検索エンジンをカスタマイズするものだ。Alphaを「Google Coop」の競合だと言う人が多いようだが、それは違う。Yahoo AlphaはNetvibes風のルックアンドフィールを持った「メタ検索エンジン」で、検索語を入力すると、いろいろな検索エンジンの検索結果を見ることができる。Google CoopやRollyoは、いろいろなソースの検索結果を関連性の高い順に混在させて表示する。 [...]

  • http://jp.techcrunch.com/archives/yahoo-widgets-upgrade-now-with-flash-and-new-friends/ TechCrunch Japanese アーカイブ » Yahoo Widgetsのアップグレード―FlashとHTMLがサポートされ、新しいパートナーも参加

    [...] 今日(米国時間11/28)、Googleの 「Gadgets」がMacで使えるようになった。また同時にYahoo Widgetsの新しいバージョンが発表された。Yahooは「Konfabulator」ウィジェット・プラットフォームを4.5にバージョンアップ(現在まだ稼動していない)、ユーザーフィードバックがさらにスムーズに行えるようサイトのユーザーインタフェイスをリニューアルする。今回のYahooが実施する予定のバージョンアップに関するテクニカルな情報は多岐にわたるが、なんといってもハイライトはFlashとHTMLがサポートされたことと新たなパートナーの参加だろう。FlashとHTMLのサポートによってウェブ・デベロッパーにとってウィジェットの開発がより親しみやすくなった。さらにビデオのような新しいアプリケーションのサポートもずっと容易になる。Yahooはさらに、以前から予告していたとおり、新しいパートナーの参加を発表した。Netvibes UWAはデスクトップ・ウィジェットとして利用できるだけでなく、ウィジェット分析サービスのClearspringとMuseStormを通じても追加できることとなる。Crunchbase MuseStormCrunchbase ClearSpringCrunchbase netvibes[原文へ](翻訳:Namekawa, U) clearspring musestorm Netvibes Yahoo [...]