今度のFacebookのリニューアルは「美」の改良だけではない
by Michael Arrington on 2006年9月6日

Facebookが 今夜(米国時間9/4)リリースした新機能2つと大幅なデザイン変更は、950万ユーザみんなにかかわるものだ。新サービスはNew FeedとMini Feedsと呼ばれ、同社のファウンダーでCEOのMark Zuckerbergによれば、以前のFacebookが古い「百科事典型」インターフェースで、ほとんどのページが個人情報をリストにしただけだったものを、今度はユーザ自身や友だちや行事に関する最新ニュースや注目コンテンツのストリームに変えるというもの。

月曜日(米国時間9/4)にFacebookのオフィスの寄って、リリースしたばかりの新機能のデモを見てきた。どちらの機能も、人やことに関する情報を何かが起きるたびに見せてくれる。まず、News Feedではユーザのホーム/管理ページに表示されて、友だちが新しくアップした画像や、友人関係の変更、グループへの参加などの様子を見ることができ る。これで、基本的には友たちのプロフィールが変わったかどうかを毎日サイトに見に行く必要はなくなる。いろんな意味でこれは、僕が毎日 NetNewsWireで気になるブログやサイトの新情報を見ているRSSのストリームを思い起こさせる。

もう1つの新機能のMini FeedはNews Feedのバリエーションで、こちらはひとりのユーザについての情報が、そのユーザのプロフィールページに直接表示される。ページを見に来たビジターは、そのユーザの最新情報を一覧できるようになる。

Facebookでは全てがそうであるように、この新機能もFacebookの標準的なプライバシー設定の対象になっている。つまり、あるデータは、それを見てもよい設定になっている相手だけが見ることができる。何が表示されるかは、あなたが誰であるか、相手が誰であるか、そしてルールがどう設定されているかによって決まる。

今回の変更はユーザを少しの間混乱させるだろうが、Ruchi SanghviがFacebookのブログに書いている。「この機能は、これまでのFacebookのどれとも違うものであることはもちろん、他のどこのウェブでも見られないものだ」 という意見には賛成だ。Facebookがはっきりと、attention metastreamという考え方をとっている点が興味深い。つまり、重要な指標はページビューではなく、このサービスを使ってユーザがいかにコミュニケーシヨンをとれるか、で決まるということ。これでFacebookユーザは、友だちが今どうしているかを今までよりずっと簡単に知ることができようになる。ユーザはほとんど自分のホーム/管理ページを離れなくてよくなるので、Facebookは短期的にはページビューが減ることになるが、これで Facebookをもっと好きになってくれるのであれば(それって可能?)、最後には報われるだろう。

以下の画面イメージはFacebookユーザのホーム/管理ページにNews Feedが新しく表示されているところ。


[原文へ]

  • http://jp.techcrunch.com/archives/facebook-users-revolt-facebook-replies/ TechCrunch Japanese アーカイブ » Facebookのユーザーが反乱、Facebook回答する

    [...] Facebookが昨日(米国時間9/5)スタートさせた2つの新しい機能についてのユーザーの反応は圧倒的にネガティブだった。「News Feed」と「Mini Feed」と呼ばれる2つのサービスではユーザーは友人関係の変更や加入したグループ、アップロードされた画像その他、友人たちの動静をストリーミング ニュースのフォーマットで簡単に知ることができる。何万人ものFacebookユーザーはこの機能に反対している。Frank Gruberによると「Students Against Facebook News Feed」というFacebook内のグループが結成されたそうだ。われわれの前回の記事に寄せられたコメントのひとつによると、このグループは9:33 PM PST現在、新サービスが発表されてから丸一日とたっていないうちに10万人に近づいているという。噂では新機能を廃止するように要求する数百ものFacebookグループが出来ているらしい。 [...]

  • http://jp.techcrunch.com/archives/facebook-folds-in-face-of-student-revolt/ TechCrunch Japanese アーカイブ » Facebook、学生の反抗から辛うじて避難

    [...] Facebookでサービス改訂が大問題になっている。と聞いても分からない人はここ(日本語記事)とここ(日本語記事)に関連記事がある。 [...]

  • http://jp.techcrunch.com/archives/facebooks-battle-against-choas/ TechCrunch Japanese アーカイブ » Facebook、カオスと戦う

    [...] 今日(米国時間3/20)、Facebookの公式ブログに載った記事で、Facebook Sneak Previewという新しいグループが設けられたことが発表された。このグループではFacebookがリリースを予定している機能の追加や変更が本番運用の前に紹介される。私の考えでは、これは昨年Facebookがサイトの機能にかなり過激な変更を加えたことに対してユーザーがみせた反発や抗議を教訓にしたものだ。新しいグループによってFacebookは目新しい機能にユーザーを慣らし、本番に移るまえにフィードバックを得ることができる。ユーザーのコンセンサスを得るにもよい方法だし、非難が勢いづいてくる前にガス抜きを図ることもできる。最初の一連の改革を見ると、Facebookはサイトを多少再編成することを狙っているようだ。昨年一年で加えられたすべての新機能がよりよく生かせるようにサイトデザインを変えようとしている。デザインのシンプル化 Facebookの古くからの常連はサイトが成長するにつれてさまざまな機能が追加されるのを見てきた。新しいデザインは、基本に立ち返ってコアとなる要素に集中する。ユーザーがいちばん頻繁に使うリンクはいちばん目立つ位置に置かれる。他の要素は新しくそれぞれに適切な位置を与えられる。これは初心者にすぐに慣れてもらうのにもよい。ユーザープロフィールページは今より少しすっきりする。ユーザーの状況欄はデザインが変更される。クィックリンクが写真の下部に置かれ、Miniフィードはよりいっそうミニ化する。新しいプロフィールページがどんなデザインになるらしいか、下にスクリーンショットを載せた。その他メッセージの受信箱とネットワークも簡略化された。Facebook’sはすべて物事をきちんと清潔に保とうと努力しているようだ。これはMySpaceが多数のウィジェットをばら撒かれたカオス状態なのと対照的である。MySpaceはそれでうまくやっている。しかしFacebookが整然たる秩序を好むのはGoogleの考え方と軌を一にするものがあるのではないかと私は以前から思っていた。明らかにYahooはFacebook買収に踏み切らないことにしたのだから、そろそれここでGoogleが買収に動くという噂が流れ始めてもいいころだ。もしFacebookが事実買収されるなら、その金額はYouTube買収の$1.65B(16億5千万ドル)よりだいぶ大きくなるだろう。[原文へ] Facebook [...]

  • http://jp.techcrunch.com/archives/3_your_social_activity_stream/ TechCrunch Japanese アーカイブ » 3. フィードの必要性: ソーシャルな活動のストリーム

    [...] Facebookが生みだした数あるイノベーションの中でも、ニュースフィード(と、ミニフィード)が、私にはいちばん印象的だ。実にシンプルでありながらエレガントなやり方で情報を共有できる。一年前にこの機能が初めて出てきたときに起こった騒ぎの多くは、ユーザーが(それまで)プライベートだと思っていた情報が公開されたことに対するユーザーの反発が原因だった。しかし、嵐が鎮まりみんながプライバシー設定のやり方に慣れてくると、ニュースフィードが友人たちの様子を知るのに実に便利なものだということに、みんな気が付いた。最新のフォトやビデオ、ウォールのコメント、参加しているイベント、書き込んだリンク、誰かにあげたプレゼントなどなど、要するに、ユーザーとその友人の日常についてのパーソナル新聞。これ即ち、われわれが共有するソーシャルな行動を集約したストリームだ。 [...]

  • http://jp.techcrunch.com/archives/yahoos-mybloglog-adds-an-activity-stream-feature/ TechCrunch Japanese アーカイブ » ヤフーのMyBlogLog、ユーザー活動情報のフィード機能を追加

    [...] 聞いたことがある話しのように思えるかもしれない。どの機能も最近の新しいスタートアップが必ず備えている定番だからだろう。Facebookが最初にニュース・フィードを設置して人気を集めたのは2006年の後半だった。その後、皆がこのアイディアを取り上げ、さまざまなSNSで採用されるようになった。最近$5M(500万ドル)を調達したFriendFeedがたぶん一番人気がありそうだ。Plaxo、Soup.io、Iminta、Spokeo、ProfileLinker、MyLifeBrand、Fuser、30Boxes、Mugshot、Readr 、Second Brainなど、これらすべてのサービスにいろいろな形で採用されている。最近、FacebookはNewsFeedを広くオープン化して、さらにユーザーが独自のサービスを付け加えられるようにした。 [...]

  • http://jp.techcrunch.com/archives/20080414facebook-newsfeed-reports-on-you-behind-your-back/ TechCrunch Japanese アーカイブ » FacebookのNews Feedはユーザーが知らないうちに情報を垂れ流している

    [...] Facebookの 「News Feed」というのは奇妙な代物だ。リリースされた当初、ユーザーには「自動ストーカー」呼ばわりされて、評判ははきわめて悪かった。しかし、ユーザーがNews Feedに送りたくない記事を選んでプライバシーをコントロールできることが理解されるにつれて、次第に受け入れられるようになってきた。ユーザーは自分の「mini-feed」に表示される小さい「x」をクリックするだけで、その記事を友達のFeedに表示させないようにできる。 [...]

  • http://jp.techcrunch.com/archives/20080721the-friendfeedization-of-facebook/ TechCrunch Japanese アーカイブ » FacebookがFriendfeed化

    [...] あともう一つはっきり言えるのは、Facebookで最初人気が出たアクティビティストリームの発想を、Twitterが生んだマイクロブログの潮流と巧みに掛け合わせたFriendfeedの取り組みを、Facebookも好ましく思っていること。 Friendfeedではユーザーは絶えずコンテンツを追加し、友だちがこれを読んでコメントをつけると、そこからまた新たなコンテンツが生まれる。こんな具合にページビュー生成の好循環が続いている。 [...]