匿名のインターネット「荒らし」、訴訟で曝露へ
by Duncan Riley on 2007年6月18日

troll.pngYale大学の女性2人が、大学のインターネット掲示板AutoAdmitに対して起こした訴訟を契機に、匿名での「荒らし」行為は脅かされることになるかもしれない。

Reutersによると、6月8日、Connecticut州New Heavenの連邦裁判所に申し立てられた訴状には、この女性たちを中傷してインターンシップを失わせる結果となったとされる、AutoAdmitの匿名ユーザー28名に対する召換状が含められている。

この件も結局オンラインでの言論の自由の議論になってしまうのかもしれないが、「煽る」連中に同情することはできない。言論の自由を守ることは必要だが、与える影響に対する責任を伴ったものでなければならない。人を匿名で中傷するのは行き過ぎた行為であり、実害がある場合はなおさらだ。オンラインとオフラインで人格の変わる人が多いことには驚かされる。オフラインでは至極まともで何も言わない憶病者が、オンラインではまるで正反対になってしまう。ネットの向こう側には現実の人間がいるのだということに、みんなが早く気付くようになれば、オンラインコミュニティ全体も良くなるのだが。

(写真提供: Richard Dawkins)

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  • http://jp.techcrunch.com/archives/trolls-take-note-teacher-arrested-for-leaving-offensive-anonymous-comment-on-blog/ TechCrunch Japanese アーカイブ » 「荒らし」はご注意―侮辱的コメントを匿名で書き込んだ米国教師、逮捕される

    [...] われわれはブログの匿名のコメント荒らしの心理的背景の研究についての記事を掲載したが、ウィスコシン州で最近起きた事件をみれば「荒らし」も送信ボタンを押す前に少し考えるようになるかもしれない。Milwaukeeの郊外の高校の化学の教師James Bussは先週、Boots And Sabersという政治ブログで教師の給料についての議論の中で匿名のコメントをしたことが原因で逮捕された。「Observer」というハンドル名でJames Bussは次のようなコメントを書いた。West Bendの教師のサラリーの金額を見ると吐き気がする。1日たった5時間「労働」するだけで、あとは職員ラウンジのソファに座ってタバコを吸っているだけのパートタイムの仕事に$60,000だ。住民投票を勝ち取れたのは良かった。しかし文句を言っているだけでは問題の解決にはならない。怠け者で無能な教師ばかりで被害を受けているのは子供たちだ。生徒だってこんな奴らには反撃する。コロンバインの共和党青年部のメンバーだったEric HarrisとDylan Kleboldをみてみろ。給料泥棒の組合ゴロの教師どもをどう扱ったらいいかよくわきまえていた。1人に1発だ! リベラルどもにやっつけられてしまったのは残念。あの2人は英雄として記憶されるべきだ。警察はブログの管理人からBussのIPアドレスを入手して、彼をミルウォーキー南部のCudahyの自宅で逮捕した。BussはWashington郡の留置場に1時間収容された後、$350の保釈金を払って保釈された。地元紙の記事によると、当局は、Bussを秩序紊乱の罪またはコンピュータを利用した通信システムを不法に利用した罪に問うことを検討しているという。Bussの書き込みが罪を構成するかどうかは、煎じ詰めれば「コロンバイン乱射事件」の犯人を賞賛した「1人に1発だ!」という文言が脅迫となるかどうかに帰する。ACLU〔米国自由人権協会〕らは、「発言は趣味が悪いが、だからといってなんら脅迫には当たらない。したがって憲法修正1条で保護された言論の自由の行使にあたる」としている。われわれが今年6月に紹介した事件では、ブログに匿名でコメントし、そのまま身元を明かさないでいられるかどうかが法廷で争われることとなっていた。今回の事件ではブログの管理人は自発的にIPアドレスを当局に提供している。教訓:TORブラウザのようなIPを匿名化するサービスを利用しているのでないかぎり、ブログを荒らして匿名で通すのは難しい。当局、ないし誰かの注意を引くようなコメントを投稿したが最後、ブログ管理人は投稿者の身元情報を明かす可能性がある。いや、おそらく明かすに違いないと考えるべきだ。[原文へ](翻訳:Namekawa, U) [...]