Technoratiの新CEOには、いばらの道が待っている
by Duncan Riley on 2007年10月2日

jalichandra.jpgTechnoratiは今日(米国時間10/1)、新CEO探しを終え、Richard Jalichandraが就任したことを発表した。Technoratiのファウンダー兼CEOだったDavid Sifryが身を引いてから6週間、新しいCEOを探していることを会社が公式に認めてから5ヵ月後のことだ。

JalichandraはTechnorati入社前、Exponential Interactive、Fox Interactive Media、IGN Entertainmentに在籍していた。最近ではBattery Venturesの駐在起業家、MyYearbook.comとPixsyの顧問、スタートアップ数社のM&Aおよび戦略コンサルタントなどを務めた。

一時は隆盛を誇ったTechnoratiも、このところ苦戦を強いられている。製品ライン拡大を試みた結果、中核であるブログ検索サービスの開発とサービスが手薄になったところへGoogleブログ検索が登場した。最近、Technoratiは過去3ラウンドにわたって調達した$20M(2000万ドル)が底をつき始め、人員削減を始めたところだ。

以前にも書いたのだが、私はTechnoratiには愛着を感じている。2002年にブログを始めた頃、ブロゴスフィアを追跡する手段といえばTechnoratiだけで、他にDaypopがあったが役に立ったことはなかった。Jalichandraの課題はTechnoratiが実現できるゴールに集中することと、過去の負の遺産を一掃することだろう。TechnoratiのDiggクローン失敗作WTF(私が知る限り最も不幸な略称。 *1)から手を付けるべきだろう。ブログ人気ランキングにTechmemeの新しいライバルサービスが出てきたからには、Technoratiからは、もっと更新頻度の高いサービスを出すことが急務だ。さらには、コンテキストを活かして、分野ごとの人気ブログランキングや、リンクの古さによって結果をフィルタリングした過去1、3、6、12ヵ月のリンク人気とか、オールタイムのランキングもあるといい。
(*1) WTF: What the fuck(なんてこった)の略と同じ

Techoratiが絶滅種リストから這いあがるためのアドバイスがある人は、コメント欄でJalichandraに知らせてあげよう。

[原文へ]

  • http://jp.techcrunch.com/archives/technorati-ceo-techmeme-is-a-great-little-site/ TechCrunch Japanese アーカイブ » テクノラティCEO「Techmemeは“偉大な小さいサイト”だ」

    [...] テクノラティの護り交代でこの会社も多少は謙虚の何たるかを学ぶかと思えば、早速そうではない初期の兆候が現れた。Wired誌インタビューで新CEOのRichard Jalichandraが、同社の来るべき難題について語っている(現実的には、彼らの唯一の難題は買い手を見つけることだ、さっさと)。 [...]

  • http://jp.techcrunch.com/archives/technorati-drops-content-older-than-6-months-old/ TechCrunch Japanese アーカイブ » Technorati、6ヶ月以前のデータの公開を取りやめ

    [...] 10月初めにTechnoratiが新しいCEOの就任を発表したときには、多くのファンが一時は重要なサイトだったTechnoratiがブログ検索サービスというコア事業に立ち返るものと期待した。Technoratiがこのところありとあらゆることを万人向けに試みて、どれひとつモノにならないという迷走を続けるうちに、ブログ検索は事実上まったくなおざりにされていた。しかし、新CEOへの期待も希望的観測にすぎなかったようだ。Zoli Erdosは月曜日にTechnoratiの索引で6ヶ月より以前のデータがまったく発見できないことに気づいた。彼がメールで問い合わせてみたところ、TechnoratiのIan Kallenから次のような返事があった。ただいまわわれわれは合理化を進めているところです。パフォーマンスの改善や手直しのため、一部のデータをオフラインにせざるをえなくなっています。データは削除されたわけではありませんが、最近のデータを表示することを優先させた結果です。たいていの皆さんは気づきません。 われわれは将来そのデータをオンラインに戻す予定ですが、現在まだその期日は未定です。引用中の強調は私がつけたものだが、ここが肝心な点 だ―「たいていの皆さんは気づきません」。なぜ誰も気づかないかといえば、皆とうの昔にGoogle BlogSearchかGoogleそのものに切り替えてしまったからだ。数は減り続けているが、まだTechnoratiを定期的に利用しているユーザーにしても、Technoratiが6ヶ月前のデータも検索できいない浅い池であることに気づいたらやはりGoogleに乗り換えるだろう。もしTechnoratiがコア・サービスに対してさえ金の節約(合理化)を考えているのなら、6ヶ月前のデータを落とすのも仕方がない。Technoratiは急速に資金を使い果たしつつあるという噂が本当なら、トラフィックが減れば長期的にはサーバーの費用も倹約できるわけだから、これは良いことだろう。Crunchbase Technorati[原文へ](翻訳:Namekawa, U) Technorati [...]

  • http://jp.techcrunch.com/archives/technorati-to-launch-blogger-advertising-network/ TechCrunch Japanese アーカイブ » Technoratiのブロガー広告ネットワーク開設へ

    [...] でもそんなのより、もっと面白いのはプロダクト前線について聞いた話だ。Technoratiは新CEORichard Jalichandraの指揮下、コアなブロガーに対象を絞る方向で最近サイトを一新した。 [...]