Kapow Technologiesは今日(米国時間12/4)、新しい開発者コミュニティ「OpenKapow」をローンチした。これは、同社のKapow ウェブ・クローリング・ロボットをベースにしたもの。OpenKapowでは、Kapowのvisual IDE (Kapow RoboSuite)を使って誰でも簡単に、RSSフィード、RESTサービス、ウェブクリップなどを作るロボットプログラムを作成、共有することができ る。IDEのサイズは110MBあるので、ダウンロードはじっと耐えていること。バーチャルブラウザーがついていて、インターフェースも一般ユーザー向けのDapperほどには行き届いてはいないが、Kapowのエンタープライズ向けサービスの入門用としてはよくできている。
ロボットの動きは、ウェブページを取ってくる自家製の画面スクラップロボットと似てはいるが、テキストのパターン一致(正規表現)でhtmlコードを集めてくるだけのロボットよりも、柔軟で効率が良い。Kapowのロボットは、サイトのDOM構造を解析してデータを巡回して集めてくる。
IDEのインターフェースは3つの部分から成っている。ロボットの論理構造(ループなどを扱う)、プロパティ・インスペクター、それにボットのウェブページとのやりとりを指示するための内蔵ブラウザーだ。作成済のロボットプログラムのサンプルはコミュニティのフォーラムページにある。完成したロボットは全てここで公開されて、Kapowのサーバーで実行される。プログラムもどれも、誰でもダウンロードして修正することができる。このNFLスポーツ・フィードは、あるメンバーのプログラムで作ったものだ。さらにプログラムを工夫すれば、Kapowのデータを使って面白いマッシュアップを作ることができる。
Kapow Technologiesは1998年にデンマークで設立され、ロボットスイートは、元々ヨーロッパ最大のマーケットプレース、Kapow.netのデー タを収集するために使用されていた。2001年、Kapowはソフトウェアに特化して再出発した。OpenKapowはRoboSuiteを広く、特にマッシュアップの人たちの間に普及するための取り組みとして位置づけられる。Dapperと同じく、今後著作権問題がどうなるか先行きは不明だ。

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