2006年9月2日

ジュークボックス対応のLast.fm + Diggを目指すPartystrands

Marshall Kirkpatrick

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来月いよいよサービス開始となるPartystrandsは、レコメンデーションや投票それに撮ったその場でケータイで同期できる写真機能などをひとつにまとめた楽曲サービス。オレゴン州Corvallisとスペインの都市バルセロナに拠点を持つMyStrands社が製作した。 PartyStrandsのターゲット顧客はバーやクラブ。サイトは9月14日にオンエアとなる。MyStrandsのデスクトップ用アプリケーションを 自宅でダウンロードすると、あとは加盟の出先からどこからでもSMSでサインインしてプレイリストとおすすめの曲にアクセスできる。MyStrandsは iTunesやWMPのプレイリストをモニタリングして傾向をつかんだら、似た趣味の他ユーザーが溜め込んでいるプレイリストの中から気に入りそうな曲を選んで推薦してくれる。

Partystrandsに大勢の人が同時にログインすると、サービスが自動的にログイン中のユーザーのプレイリストとおすすめをアグリゲートし て、再生中の楽曲のアートワークを動画プロジェクタに表示。そのリストを見ながらユーザーはSMSで好きな曲に投票して順位を上げ下げできる。バーで撮っ た写真はMyStrandsのプロフィールページに送信して夜の思い出を記録。また、広場の投影用スクリーンに画像を流してみんなと共有することもでき る。まあ、動画ではないわけだけどね。

MyStrandsの収益モデルは、SMSの使用料をバーのオーナーと分配するというもの。ヨーロッパが先にオープンし、今秋ようやく米上陸となる。同社ファウンダーのGabriel Aldamiz-echevarriaが明らかにしたところによれば、MyStrandsにはモバイル分野に特化した欧州のベンチャーキャピタル2社から 計600万ドルを調達済み。

僕自身はまだどう評価していいか分からないというのが本音。バーのジュークボックスで楽曲を再生する楽しみは何だろう。やはり発見と偶然のチャンス、順番待ち、機械にお金を入れる、その楽しみに尽きるだろう。友だちとおしゃべりしながら、リアルタイムで表示される写真(たぶん自分の写真だろう)を見て、自宅でみんなが既に聴いている曲をベースに自動的に楽曲のレコメンデーションを行い、流れている曲に順位投票するなんてことがどこまで可能なのか僕には判断がつかない。たぶん将来的にはジュークボックスにひどい曲が流れているという理由でバーを避ける人などいなくなって、かわりに常連客のプロフィールが嫌だから避ける、という具合になっていくのかもしれない。僕自身は家でWeird Al を死ぬほど聴いているが、それが元で地元のヒップな店に行くの敷居が高くなるのだけは勘弁だな。

YouTubeとMySpaceがもう生活の一部の若い世代、僕が月100通テキストメッセージ来るんだと言っても大したことではないという感覚の人、そういった層にPartystrandsはすごく受けるだろう。ヨーロッパの成功は驚くに値しないが、米市場でいけるかどうかは僕らのモバイル行動が 他の国に乗り遅れていないかどうか、それ次第だろう。

[原文へ]

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