熱狂的ユーザーがクリエイティビティに活を入れる
by Michael Arrington on 2007年2月22日

いつものことだが、熱狂的なユーザーたちは今あるサービスにもっと多くのことや別の機能を要求し、待てなくなると自分で作ってしまう。純粋に情熱が高じての時もあれば、お金目的のこともある。いずれにしても、結果は元のスタートアップに対する激しい非難となる。これに対し企業がどう対応していくかを見れば、ユーザーへの取り組み方がわかるのである。

2006年の良い例がPandoraとLast.fmのユーザーによるマッシュアップ(実際にはハッキングだが)で、両社はこれをたちまちのうちに採用してサポートした。サービスは今でもうまくいっている。

今年になってからは、LinkedInABoxWootAgentの2つ。

WootAgent

WootAgentはまだプライベートベータ中。ダウンロード用(現在Windowsのみ)の小さなソフトで、ハードコアWootオタクが使いたくなるものだ。

Wootが何か知らない人のために書くと、2004年にローンチしたEコーマスサイトで、1日に1種類の商品だけしか売りに出ない。数量には限りがあって、売れてしまうと翌日まで何も売るものはない。送料は$5均一。$20の “Random Crap”と呼ばれる福袋には、まるで役に立たないものが入っていたり、新品のLCDのようなサプライズが入ってたりする。福袋はいつも数分のうちに売り切れる。

Wootで困るのは、サイトを見に行くのを忘れて出物を逃がしてしまうこと。WootAgentはふだんシステムトレイに常駐し、新しいWoot商品が出たり、なくなりそうになったり、売り切れるとポップアップする(画面イメージ)。Wootの熱烈なユーザー以外にはうるさいだけだが、必要な人にとっては最高だ。

LinkedInABox

LinkedInABoxはjavascriptのウィジェットでユーザーがウェブサイトに置いて使う(TechCrunch Franceのエディター、Ouriel Ohayonの個人ブログの右のサイドバーで見ることができる)。このウィジェットはユーザーのLikedInのプロフィールの基本情報を表示するもので、プロフェッショナルなブログやウェブサイトに付け加えると実にすばらしい。本来LinkedIn自身がやるべきだったことなので、これを取り込んでくれることを願っている。

他にもユーザーが大好きなサービスを強化するサービスや機能を作ったものを探しているので、いいものがあればここで紹介していくつもりだ。

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