Peter Lynchは伝説の投資家だが、毎週$1M(100万ドル)の賞金と最終的には$100M(1億ドル)以上になるジャックポットによる賞金を約束する宝くじサイトに関わっている。いったい何をしようというのだろう? Lynchは、ディスカウントによる小売、景品、チャリティーをミックスしたJackpot Rewardsに投資している。この会社はLynchその他のボストン地区の金融の大立者―Chuck Clough(Merrill Lynchの元主席グローバルインベストメント・ストラテジスト)や広告マンのJack Connors、DST SystemsのCEOであるTom McDonnellら―から$16.7M(1670万ドル)の資金を調達している。
「この会社は、慈善事業のための戦略的なプランニングミッションから生まれました。」とCEOのJim Millerは語っている。これは営利企業だが、収益の50%を教育と子供の健康に関連する慈善事業に寄付するとしている。
サイトは今日ローンチした。ユーザーはサインアップしてApple、Barnes & Noble、Best Buy、Land’s End、Targetなど550の小売業者から商品を購入すると最高10%のキャッシュバックがもらえる。この会社は小売業者の販売を仲介することで利益を得る。つまり1件の販売ごとに手数料を得る。しかし、それをポケットに入れずにメンバーに渡すのだ。これはちょうどiWon redux,のようにも聞こえるが、実際にはまったく違う。Jackpot Rewardsは広告を取っていない。参加するにはメンバーは有料会員契約をして週に3ドルを支払う必要がある。その通り。参加するには金を払わねばならない。
Peter Lynchは正気だろうか? 最近は誰もウェブで金など払わない(Wall Street JournalとConsumer Reportsは例外だが)。そこで$1M(100万ドル)の宝くじの出番となる。10%のキャッシュバックで週$3の会費の元を取るには、オンラインで週$30(月$120)使わなければならない―しかし、宝くじに週3ドル以上使う人間はゴマンといる。この宝くじががディスカウント販売のオマケについてくるのと、あなたのお金の半分は慈善に使われますというのがミソである。私はMillerにインタビューしてみたが、彼はきわめて真面目に次のように説明した。
宝くじというものは、賞金があまり巨額になると絶対に当選者が出ない架空の懸賞となることが多い。100万ドル程度の賞でも、当選者が出ることはめったにない。われわれはジャックポットも大きくするし、早いサイクルで賞を出す―毎週100万ドルが当たるようにする。
「100万ドルについては毎週当たりが出ることを保証する」とMillerは確約した。しかし、さらに非常に小さいオッズ(847万分の1)の、巨額のジャックポットがあって、キャリーオーバーしてどんどん積み上がっていく。しかし最高額$150M(1.5億ドル)の当りが出た場合でも、会社は確実に賞金を払い戻すことを保証している。すべてはどれだけの契約者が得られるかにかかっているとはいえ、ジャックポットは40年分割の年金方式(現金の前払いなら$1Mごとに42万ドルと少額になる)で支払われるので、毎年のキャッシュフローはなんとか維持可能なレベルになるはずだ。Millerの試算によれば、そこそこのところに行くのに15万人(年間会費収入$23.4M〔2340万ドル〕)、30万人($46.8M〔4680万ドル〕)でこのビジネスは立派なキャッシュマシンとなる。そして100万人($156M〔1億5600万ドル〕)でほんとうにテイクオフできる。
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(翻訳:Namekawa, U)




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