いまだにデスクトップ・オンリーのソフトをどうしても作るというなら、せめてFlashを使ったデモをウェブで公開するべきだ。それをEnoetic というスタートアップがちょうどやっている。
Photologyを利用して大量のデジタル写真を検索、索引づけして整理できることがこのよくできたデモで示されている。ダウンロードしてインストールするタイプのソフトウェアで現在はWindows版のみサポートされている。価格は$29。製品はローカルでしか作動しないが、デモではFlickr上の約9千の写真を検索、整理している。Photologyは写真を色彩、日付、時間、縦横、解像度、場所(室内、屋外)、さらには被写体のカテゴリー(顔、空、雪、水、植物など)などの条件で検索、魔法のように手際よく整理してくれる。デモがズルをしているのかどうか分からないが、もし本当にこういうことができるのだったら、すごいテクノロジーだ。私はいろいろ試してみたが、検索結果はほとんどが正確で、見当はずれな結果が返ってきたのはほんのわずかしなかった。スクリーンショットは「赤」をキーワードにして検索した結果だ。
私は自分のMacにこのソフトが欲しい。少なくも私のFlickrの写真が整理できたらうれしい。 これがただのデモで、ユーザーが自分のFlickrアカウントを実際に検索できないのは残念だ。このソフトでひとつ目立つのは、Photology自身、いわば写真を自動的にタグ付けするソフトといってよいのに、ユーザーが利用できるタグ機能がまったくないことだ。もしPhotologyがFlickrの検索とユーザー入力によるタグ付機能を備えるようになったら大人気うたがいなしのソフトになるのだが。
もちろんユーザーのデジタル写真のコレクションをすべて索引づけするにはデスクトップ・クライアントが必要なことは私も認める。たいていのユーザーは自分の写真を全部ネットにアップロードする環境もヒマもないだろう。しかしそれでもPhotologyにはウェブ上で作動するサービスが必要だ。ユーザーの写真全部を索引づけしてくれるのはいいが、それならどうして今一歩進めて低解像度のFlashバージョンを、Flickrなどの画像を修正・編集、タグ付け、共有できるサイトに一括してアップロードできるようにしないのか? ないものねだりをしているのは分かっているが…。
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(翻訳:Namekawa, U)





