Piczo Zone―バイラルUGCで優れたユーザープロフィールを提供
Michael Arrington
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SNSのPiczoは「Piczo Zone」という新機能のプライベート・ベータテストを始めた。現在は少数のグループでテスト中だが、数週間以内に一般公開される見込み。
これはどういうものなのか? プロダクト・エバンジェリストのKeith Crowellによれば、ティーンエージャーがポスターや音楽で自分の部屋を飾りたてるような具合に、ユーザープロフィールページをかざりたてる手段を提供するサービスだという。ユーザーは画像を引用(あるいは自分で制作)できる他、ビデオやスタイルシートやその他なんでもプロフィールに持ち込むことができる。それぞれのアイテムに説明とタグが付加される。ユーザーの誰かが何かを作ると―たとえばバンドが演奏している写真など―他のユーザーもそれを自分のプロフィール・ページで使うことができる。こうしてPiczo Zoneに加えられたアイテムで人気のあるものはクチコミによってさらに情報が広がり、ますます人気が出ることになる。
ユーザーには好評だ―ユーザーは(どういう定義にせよ)人気のある子供たちがどんなプロフィールを作っているか見て、気に入ったら自分でもそのアイテムを使うことができる。今のところ、他のユーザーのプロフィール・ページから気に入ったアイテムを直接コピーしてくることはできないが、ソフトウェア技術者のDevonBoyleによると、この機能も近く追加されるという。
ユーザーだけでなく、広告主も気に入るだろう
しかしこの機能には別の重要な側面がある。
ユーザープロフィールの広告利用だ。ユーザーが人気のアーティストや映画、あるいは(ナイキとか)有名ブランド製品を自分のプロフィールに加えたとすると、このプロフィールは通常では手に入らないほど詳細なユーザーの心理的・人口動態学的情報を与えてくれる。これは非常に的確に的を絞った広告キャンペーンに利用できる。たとえば音楽レーベルは、あるユーザーが特定のバンドをプロフィールに追加した場合、そのバンドと傾向が似た音楽を収録したアルバムを集中的に広告できる。こうして、その商品を買う確率の高いユーザーに的を絞った広告が打てるので、広告の費用対効果が劇的に改善されることが期待できる。
またこのユーザープロフィールのコンテンツを利用すれば、他の手法よりずっと早く将来のトレンドを予測することができるかもしれない。たとえば、ユーザーはその地域で人気のあるインディーバンドの選択に自分自身のあるべきイメージを投影しているかもしれない。このサービスに多数の利用者が加われば、このデータを利用してユーザーの自己イメージを正確に把握でき、実際に現象が起きる前に、何が次のブームになるかを予測できるだろう。Piczoのユーザーの大部分はティーンエージャーであり、彼らが流行のトレンドセッターだから、これは特に強力なツールとなりうる。
この種の実験を始めたSNSはPiczoが最初ではない。7月にわれわれはHotOrNot.から発表された似たようなサービス、HotListsを紹介した。HotListsのコンテンツは画像だけだが、やはりPiczoと同様、ユーザーが自分自身を表現するコンテンツを制作し、バイラルで情報を広げるという方式だ。ユーザーはすぐにこのアイディアに飛びつき、ブランドや映画やアーティストなど自分を表現するイメージをプロフィールに蓄積し始めた。これによってHotNorNotは広告に利用できる非常に詳しいユーザー情報を得られた。誰もが得をするシステムといえるだろう。
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