2008年3月28日

Chris Pirillo、オープンソースの大規模なコンテンツ・マネジメント・システムのプロジェクトを開始

Duncan Riley

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Chris Pirillo〔Gnormdexのオーガナイザーなどで知られる〕は新しい大規模なオープンソースのCMSプロジェクトを発表した。これはウェブサイトから利用できるツールを「ギークでなくても使えるようにする」のが目的だという。(上にPirilloのビデオによる発表を掲載した)

このプロジェクトはオープンソースのDrupalフレームワークの上に構築される。

ギーク向け説明:Drupalはコア自体きわめて強力なうえに、よく機能しているすばらしいコミュニティーによる貢献のモデルを持っている。そこで私はひとつInstallProfileを制作してみようと思い立った。 (アクセスが容易で、マイクロフォーマットされていて、高品質な)美しいテーマと、どんなウェブ・コミュニティーにもインストール可能かつ、必要とあらば最適化されたDrupalをサポートしているどんなサーバにもホストできるようなプリセット・ビューもすべて完備していているようなセットだ。これによる利益はもちろん明白すぎるほどだろう。それもコミュニティー・プラットフォームのためのフレームワークというだけじゃない。よく言われるように「スペックが問題じゃない、実装が問題なんだ」…だからとにかく取り掛かろうじゃないか。

私はこの発表の後Pirilloと少し話してみた。彼が目論んでいるのはさまざまな目的に使えるオープンソースで誰にも使いやすいエンドユーザー向けコンテンツ・マネジメント・システムのセットを実現することのようだった。もう少し詳しく説明すると、たとえば今使っているウェブ・サーバにインストールするだけで突然それがDiggスタイルに変身したり、あるいは写真共有サイト、コミュニティー・フォーラム、 ブログなったりするソフトウェア・パッケージだ。さらにFacebook風のSNSにもなれば、FriendFeedスタイルのサイトのクローンが生まれてどんどん増殖していく、あるいはさらに以上のようなさまざまな機能を自由に組合せることもできる。ここで従来のソリューションと大きく違うのは次のような点だ。まず、いろいろな機能をカスタマイズするするのにコードに触れる必要がない。たとえばデザインの中で色を変化させたいとしよう。すると色を管理しているモジュールを対話的に操作するだけで、いっさいコードを書き直すことなしにサイト全体のカラースキームが自動的に変化する。

このプロジェクトはDataPortability.orgの運動を尊重、OpenID、OAuthのベストプラクティスとなることを目指す。さらにOpenSocialもサポートする。

一番重要なポイントは、自由さと柔軟性を確保するという点にある。自由というのは選択の自由、成長の自由、離脱の自由(あるシステムを出るときに自分のプロフィール情報をを持って出られること、あるいは容易に他のシステムにエクスポートできること)などのことだ。柔軟性というのは、どんな新しいツールが登場しても、それをユーザー、あるいはユーザーグループがピックアップして適切な位置に追加できる能力をいう。

Pirilloは、開発に携わるコミュニティーの環境もプロジェクトそれ自身も、営利企業の不当な影響力や使用制限などをいっさい排除して、完全なオープンソースで構築していくことを約束している。ただしさまざまなパートナーとの提携の可能性についてはよろこんで話合いに応じるとしている。

Adam Kalseyがプロジェクトを取りまとめている。Pirilloはいろいろなアイディアを出し、できれば開発作業にも参加してくれる人を求めている。 活動情報をまとめた最初のDrupalの「activity stream 」はここに 。アイディアは立派な賞賛すべきものだが、いささか呆然とするほど間口の広いプロジェクトだ。しかし相変わらず理想主義なChrisは今夜私に「成果物の引渡しのときにはげ現実的にならなくてはいけないが、夢を語るときにはでっかく語ろう。そして必ず世の中の役に立つようにしよう」と語った。

もう一つのCMSシステム、Weblogs, Inc. の共同ファウンダーBrian Alveyが開発中のCrowd Fusionの紹介はここ

[原文へ]

(翻訳:Namekawa, U)



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