出会い系にプラスチックカード? ばかばかしいにもほどがある
by Michael Arrington 2007 年 9 月 11 日 append.gif この記事をBuzzurlにブックマークする

現実世界とインターネットのギャップを越える方法を考えるのはいつでも難しいものだ。しかしばからしいビジネスモデルと最悪なデザインのサイトを混ぜ合わせても行き先はDeadpoolしかないだろう。

ここで英国のFirst Move登場。このサービスはさっきわれわれのところへメールを送ってきたのだが、個人情報のプロフィールを掲載できるデートサイトだ。ユーザーは次に黒かショッキング・ピンクのクレジットカードのサイズのプラスチックのカードを1枚2ドルほどで買う。ユーザーは現実世界でデートしたい相手を見つけたらこのカードを相手に渡して、相手がログインしてプロフィールを見て、連絡してきてくれることを願う。「YouCaught My Eye!」というフレーズがカードの裏に印刷してある。

魅力を感じた相手にアプローチするのにただプラスチックのカードを渡して逃げ出してしまうようなユーザーには、実際に相手に会うまで全てオンラインでことが運ぶバーチャルサイトの方がずっと居心地がいいだろう。第一、ユーザーは入会金として最初に最低50ドルを払わねばならず、こんなにハードルが高くては加入者はほとんどあるまいと私は思う。

First Moveはほんの上っ面だけのウェブサービスのスタートアップだ。多少でもSNSと出会い系サイトに関する知識があればこんなシステムがうまく行きっこないことは見てとれる。たとえばドイツのAka-Akiと比べてみるといい。こちらは先週われわれが紹介したサービスだが、ユーザーは自分に関する情報(写真、現在の異性関係など)をbluetoothを利用して近くの相手の携帯に向けて送信することができる。このサイトはスタートしてからわずか3週間だが、すでにベルリン地域で数千人ものユーザーを集めている。考えて見て欲しい。デートしたい相手にプラスチックカードを渡すのと、携帯の画面を眺めると近所にいる「デートしたいシングル」の相手の写真が映っているのと、どっちのサービスを使いたいと思うだろうか?

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