Plaxoは、Open Facebookになれるかもしれない
by Nick Gonzalez on 2007年7月19日

Plaxoは先頃新しくバージョン3.0を出したが、これは単なるAJAXの皮をかぶせただけのものではなかった。一時は悪名高きスパマーだったPlaxoも、今や「ウェブ上のアドレス帳」を超えた存在へと成長した。新バージョンは、コンタクト情報だけでなく、Flickrやカレンダーなどの情報もシンクロナイズできるようになり、Plaxo Pulseを通じて毎日最新のフィードが追加される。Plaxoは、多くのサイトに続き、長期計画に目途がつき次第OpenIDプラットホームをサポートする計画で、アドレス帳からハブへと変わろうとしている。

Facebookは自身の「ソーシャルグラフ」(コンピュータサイエンスの術語で、ソーシャルネットワークの背後にあるデータ構造のこと)について繰り返し語っている。これは、Facebookプラットホームの中刻を成し、Facebookのアプリケーションとユーザーを関係付けるコンテクストを提供するものだ。唯一問題なのは、まだ比較的クローズドであること。アプリケーションはFacebook内側にあることも、APIを通じて外側にあることもある。いずれにしても、ユーザーを所有しているのはFacebookだ。

socialgraph.pngPlaxoはFacebookとは違って「ソーシャルネットワーク」ではなく、「ソーシャルグラフ」を形成する中核そのもの。Plaxoは1500万ユーザーのコンタクト情報をアクセスすることができ、そこには電話番号とメールアドレスだけでなく、まさにソーシャルグラフを作り上げるユーザー同志の繋がりも含まれている。

Plaxoは「ソーシャルグラフ」を独り占めにしようとしているのではない。コンタクト情報の「スイス」になるべく、新サービス(Yahoo、MSN、AOL)の相互利用に焦点を当てはじめている。OpenIDを採用することによって、ソーシャルグラフ参加の摩擦は減る。

Facebookほどワクワクさせるものではないが、Plaxoも着実に進むべき方向に行っている。Plaxo Pulseはウェブ上のバラバラのサービスを結びつけるが、これはニュースフィードのようにFacebookのコンテンツだけをまとめるものとは違う。Plaxoはまだ、プラットホームを情熱あふれる開発者たちに公開していないが、ウェブ上の既存アプリケーションにリンクを貼ることについては静かに力を入れてきている。現在、ソーシャルフィード、メール、コンタクト、ビジネス向けカレンダーアプリケーションなどとシンクロナイズするための一本化したインターフェースを提供している。これがもっと多くのアプリケーションとさらに深く統合するようになるのも遠いことではない。

[原文へ]

  • http://openup.co.jp/weblog/tm/index.php/2007/07/japanese/plaxo-on-techcrunch/ SOCIALPRENEUR

    Plaxoは今後も要チェックや!…

    TechCrunchのPlaxoの記事は是非読んでください。
    PlaxoはFacebookとは違って「ソーシャルネットワーク」ではなく、「ソーシャルグラフ」を形成する中核そのもの。Plaxoは1500万ユーザーのコンタ….

  • http://jp.techcrunch.com/archives/20080416soocial-makes-plaxo-look-lame-beta-invites/ TechCrunch Japanese アーカイブ » Plaxoを古くさく見せるSoocial(ベータ招待状あり)(動画)

    [...] Plaxoを古くさく見せるのはそんなに難しいことではない。しかしPlaxoは昨年一年ソーシャルネットワーク化して、coughやComcastなどのバイヤーに魅力を見せようと模索していた。そんな中、オランダを拠点とするSoocialという小さなスタートアップ企業が、デスクトップPC、携帯電話、大量のウェブサービスの間ですべてのコンタクト情報を同期する、Plaxoのの尻を蹴飛ばすコンタクト管理ツールを作ってしまった。Soocialは、アムステルダムで開催されたNext Web会議の投票部門で賞を獲得した(CEOは上の写真のStefan Fountain)。発表されたビデオデモにはDavid Hasselhoffを起用して(動画は下に掲載)好評を博した。TechCrunchは300のベータ招待状を受け取ったのでここからアクセスしてみて欲しい。 [...]