PR NewswireとUmbria、新たなブログモニターサービスで提携
by Duncan Riley on 2007年5月5日 append.gif この記事をBuzzurlにブックマークする

prnewswire.jpgPR NewswireUmbriaとの提携を発表した。UmbriaはブログやCGMの情報収集に特化したマーケティング会社で、MediaSense Blog Measurementという名称の新しいサービスを提供中。このサービスでは、クライアント企業に対してその製品、サービス、ブランドなどに対してオンライン上でどのような反応が起きているかを分析し、評価する。

今回の提携による新しいサービスでは、PR NewswireがすでにTechnoratiと結んでいる提携関係が利用され、投稿・コメントの論調と年齢、性別などがグラフで表示される。

Umbriaの社長、Howard Kaushanskyは「ブロガーは企業・製品に対する公衆の意見を形成する上で強い影響力を持つリーダーと考えられており、さまざまなニュースに対して誰がどのような発言をしているかをすばやくキャッチすることは企業ブランドのPR担当者にとってもはや欠かせぬ重要任務。論調が好意的なものであれば知りたいだろうし、否定的な意見がきのこ雲のように広がりつつあるのだったら、絶対にそれを知る必要がある。今回の提携で、PRNewswireのクライアントにその情報が提供されることになる」とプレスリリースで述べている。

ユーザー生成タイプのメディアをモニターするサービスが成長していることは、Web2.0的な変革のもっとも重要な部分の一側面が成熟し、定着しつつあることのなによりの証拠だが、ではなぜこのサービスが必要なのか?という疑問は残る。

なぜプロのPR担当者が、自社クライアントについてのブログの評判を第三者サービスにわざわざ教えてもらわなければならないのか?

メディアをモニターするサービスは依然としてPR活動を支える重要な役割を担っている。しかしこれはインターネット以前の古いモデルだ。当時は全国のメディアをモニターするには第三者の専門サービスを利用することが必須だったし、現在でも多くの場合、活字メディア、ラジオ、テレビのモニターに関しては、専門サービスを利用する以外に適当な方法がない。ところがブログやCGMというのは新時代の申し子であり、キーを叩くだけで全世界のあらゆる情報が検索可能なオンライン情報なのだ。

TechCrunchの読者にもPR関係のプロがたくさんいるだろうから質問したい―なぜPRのプロともあろうものが、 Technoratiや Googleの検索ボックスにクライアントのつづりを入力できないのだろうか?

クライアント企業のブランド名をキーワードにして記事がフィードされるようにGoogle News、Yahoo News、Topixを設定することがそんなに難しいのだろうか?

いわゆるWeb2.0の世界に参加することのメリットは一にも二にも情報の流通の過程における余計な中間段階を不必要として、直接1対1の情報のやりとりができるができることではないのか?

いちおうそのように疑念を呈した上で、こういったブログのモニタリングは、十分に予算がある企業で、情報をスプーンで口に運んでもらいたいPR担当者には理想的なサービスではあるだろう。

[原文へ]

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