2007年4月13日

Pageflakesの立て続くリリースをプレビュー

Michael Arrington

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パーソナライズド・ホームページを手がけるスタートアップ企業「Pageflakes」は新マネジメント体制のもと運営。Benchmarkから資金調達している同社は、シリコンバレーにオフィスを開き、Google IG、それから後にMy Yahoo制作チームを率いたDan CohenをCEOとして迎えた。

同氏はすでに、目覚しい変更をいくつか実現している。先月、主要動画共有サイトからキーワードによって動画を抽出する動画ウィジェットをひっそりとリリース。記事に取り上げるのは見送ったが、モジュールにすっかりはまってしまい、今では私のトップページ上で、ある意味パーソナルTVチャンネルのようになっている。今朝(米国時間4/12)、同社は、(パーソナライズド)ホームページの作成を極力簡単にさせた新機能セットをリリースした。

今回のリリースの中では、パーソナライズド機能と多数のクールなRSS/ウィジェット(Widget・ブログパーツ)機能の二点が、特筆すべき機能である。

パーソナライズド機能

最近のMy Yahooリリース同様、Pageflakesでもユーザーがサイトを訪問した時点で、カスタマイズされたページを提供できるようにしている。Yahooとは異なり、Pageflakesでは、ユーザーの利用履歴に関する多量のデータを保有しないため、ユーザーにいくつか質問することから利用がスタートするようになっている。ユーザーは、ニュース、スポーツ、テクノロジー、ゴシップ、グルメ、ゲームなどから関心のある事柄をピックアップ。所在地の市名あるいは郵便番号を入力する。それから、Pageflakesは、事前に用意されている[「flakes(フレークス)」と呼ばれる]モジュールから、(入力されたデータを基にして)ユーザーごとにパーソナライズドページを作成、表示。天気、ローカルニュース、それにローカルイベントなどはユーザーのロケーションに合わせたもの。Ajaxインターフェースを利用して、モジュールの編集あるいは別のコンテンツと差し替えるために既存のものを削除することもできる。

RSSとウィジェット関連機能


Pageflakesページ上のどのモジュールもウィジェットとして外部サイトに貼付けることができる。例として、上記にTechCrunch RSSモジュールを貼付けてみたが、どのウィジェットでも同様に機能する。

だが、特に際立って面白い新機能は「パワーユーザー」RSSリーダー。Pageflakes、それにその他のAjaxホームページサイトは確かにRSSで購読した情報を非常に見やすく整理してくれているが、購読できるサイト数は限られている。というのも、1ページにあまり多くののフィードを置くとごちゃごちゃしてしまうからだ。私は、キーとなるような重要なフィードを、一日を通して何度か読むためにPageflakesを利用している。そして、頻度は少ないがより多数のフィードのリストに目を通すためにGoogle Readerを利用。Pageflakesは、この両サービスのベストの部分を兼ね合わせたサービスとなった。ページ右上の角にある「Reader」をクリックするとBloglinesあるいはGoogle Readerにとても良く似たRSSリーダーが表示される(Outlookのようにペインが二つあるいは三つに別れていることから「『Outlook』ビュー」と呼ばれることもある)。Pageflakes中の全ページからのフィードが全てまとめられている。「Google Reader」ほどリッチな機能性ではないが、かなり近いものと言えよう。それに、速い。各記事はオリジナルサイトのCSSを適用させた状態、もしくはさせない状態で、閲覧できる。

つまり、これは、Pageflakesが頻繁にチェックする数本のRSSフィードだけを管理する場となるのではなく、(頻度に関係なく)チェックする全てのフィードを一箇所に収集できる場を提供しようと試みているということだ。

その他の新機能

この他にもいくつかの機能があるが、RSSリーダーの機能に比べると見劣りしてしまう感がある。大半のものは、サイトに追加できるモジュールだ。その中には、Google Mapsとローカルイベントデータをうまくマッシュアップさせ、ユーザーのロケーションで開催される行事を表示してくれるものも含まれる。また、株価、MySpaceプロフィール、「Hot Or Not」ビュアー、それに星座占いなどのモジュールもある。

PageflakesはYahoo、MicrosoftそれにGoogleが圧倒的に強力となり、(類似)サービスが多数ひしめく分野に存在している。また、Netvibesなどスタートアップ企業としてより規模の大きなライバルもいる。しかし、データによれば、人びとは、いったんパーソナライズド・ホームページを利用し始めるとそのまま(そのサービスを)継続して利用する傾向にあるという。そして、大多数のインターネット・ユーザーがこういったサービスをいまだに利用していないことから、ユーザー獲得のための競争は依然として存在する。どのような結果になろうとも、競争はイノベーションを促し、消費者にとっては良いことだ。例えば、同様の方法で、Googleが「IG」と「リーダー」を融合したようサービスをリリースしてくれたら、と思っている。おそらく、これから目にすることになるだろう。

[原文へ]

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