Facebook上の「大義」サービスがローンチ
by Michael Arrington on 2007年5月25日

3月の終り頃、利他主義と社会的大義にバイラルの原理を適用したスタートアップとしてProject Agapeのことを書いた(「Project Agape」は仮の名前で、正式名称はまだ決まっていない)。今日(米国時間5/24)、このサービスが初のFacebookプラットホームパートナーとしてローンチする。

同社はSean ParkerとJoe Greenによって設立され、慈善事業、宗教、政党 候補者などの社会的大義の支援を目的にしている。

Facebookとの関係は非常に密で、これはファウンダー2人とFacebookのファウンダーMark Zuckerbergとの関係を聞けば驚くにあたらない。ParkerはFacebook創立時の社長で、GreenはZuckerbertの大学時代のルームメートだ。

Facebookには、今でも「グループ」という人気のアプリケーションがあって、数多くの社会的大義がグループとして名乗りを上げている。ただし、グループでユーザーにできることは、参加すること以上にはあまりない。Agapeでは、ユーザーが大義を作成したり、寄付を募ったり、メンバーを募集したりすることができる。誰かが大義を作ったり、大義に参加すると、友人たちにニュースフィードで知らされる。大義に関する情報はプロフィールの中にも載っていて、そのユーザーが集めた募金額や、新規に勧誘したメンバー数などもわかる。

マルチ的なマーケティング手法もある。勧誘したメンバーが寄付した金額は、自分の「集めた募金額」としても数えられる(いちばん上の画像を参照)。ユーザーにとって、メンバーを勧誘したり、寄付を集めたりすることでステータスを高められることは、自分が確信を持つ大義に参加するだけでなく、日々他のメンバーを誘うための強力な動機となるだろう。

GreenとParkerと話した時、このサービスを初めて公開するのに自前のサイトを作らずに、Facebook経由にした理由を聞いてみた。答えはこうだ。Facebookには巨大なアクティブユーザーのベースがあり(2000万人が毎日50ページ見ている)、人口統計的にみても、自分の信じる大義に参加したいと思っている人が多い。Facebookのグループに人気があるのがその証拠だ、と語っていた。

[原文へ]

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    [...] CausesはFacebookで一番人気のアプリケーションで、30万人以上のアクティブユーザーがいる。このサービスは、「価値ある大義」をバイラルに広めるもので、これまでに世界中から4万件の大義が集まり、1万3000の非営利団体に寄与している。いろいろな意味でこれは善意のネズミ講といえるだろう。そして、共同ファウンダーのSean ParkerとJoe Greenは、これとは別の現象を利用して、さらに協力者を増やそうとしている。それがバーチャルギフト。Facebookは今年の2月以来バーチャルギフトを販売している。サードパーティーによる非公式なバーチャルギフトアプリケーションも、Facebook上にいくつか出てきている。浸透してきたことは間違いない。しかしこれからは、単に「あなたのために1ドル使いました」という以上のギフトを贈れるようになった。Causesのギフトでは、友だちに$10~$200のギフトを贈ることができる。バーチャルギフト(下の画像)ごとに寄付する先のチャリティーが決まっている。収益は全額(クレジットカード手数料を除く)直接チャリティーに渡る。$10あれば、被災地の人たちに毛布を2枚贈れる。アフリカでマラリアと戦う子どもに防虫加工した蚊帳を贈ることもできる。貧しい子どもにサッカーボールをプレゼントすることもできる。こんどボーイフレンドにバラの花を贈ろうと思ったときは、$15で彼氏にテディーベアを贈るのはどうだろう。その寛容さによって、リアルな世界では病気の子どもに本物のテディーベアが贈られる。[原文へ](翻訳:Nob Takahashi) causes Facebook [...]

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