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2006年10月14日

ProtectMyPhotos、とても使いやすいオンライン・メディア・ストレージを公開

Marshall Kirkpatrick

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ProtectMyPhotosはオンライン/オフライン間での写真保存、閲覧をシームレスに行える環境作りを目指し、今日(米国時間10/13)スタートした。同サービスはWindows対応のデスクトップ・クライアント。コンピュータ上のフォルダーとオンライン・ストレージ・スペースそれにFlickrアカウントをシンクロさせることで、デスクトップ上にある写真の変更を、リアルタイムに近いスピードでオンライン上に反映させる。消費者向けのオンラインメディアストレージは比較的競争の激しい分野だが(僕ならおそらく参入は考えないだろう)、ProtectMyPhotosはこの分野に於ける手堅い新規参入サービスだ。消費者からの需要が急速に伸びているため、多数の企業にとってこのバーティカル分野へ参入する余地があるだろう。もっとも、大手企業が参入し、完全にこの分野を独占しなければ、の話だが。大手参入の可能性とそのタイミングは、誰も定かには予想できない。

コロラド州ボルダーに拠点を置くProtectMyPhotosは自己資金により設立され、Cliff Shawが率いている会社。彼はFamily Tree Legendsを制作したPearl Street Softwareを支えた人物。系図学分野でのビジネス経験から、消費者からの最大のリクエストは簡単に利用できるオンラインでの写真ストレージだという。ProtectMyPhotosはリテール業者とのパートナーシップ提携の構築を強みにする経験豊かなチームを抱えている。競争相手がごまんといるこの分野でこれはとても重要なことだ。

ProtectMyPhotosは使いやすさの点でポイントは高い。クライアント(アプリ)は、階層的にフォルダーが表示される点や典型的なメタデータを含め、オンラインストレージをまるでデスクトップ(アプリ)のように表示する。メディアファイルを含むコンピュータ上のあるフォルダーを自動的に発見すること、あるいはデスクトップ上の特定のフォルダーを指定しシンクロすることも可能。写真はオフラインのときでも取り出せ編集可能で、変更個所は自動的にオンライン上に反映され、それ以前のバージョンも保存される。同社は、主流ユーザーによって受け入れられるため最も簡易なプログラム提供を目指している。この点については、とても上手に実現したと言える。

複数ユーザーがアカウントへのアクセス権を持ち、写真とその変更点は自動的にFlickrアカウントとシンクロできる。ProtectMyPhotosは、デスクトップとオンライン上のファイルを自動的にシンクロする方法を探している外部サービスを対象にしたAPIリリースに向け現在作業中。ウェブサービスの主要導入をすすめるための鍵となると考えているからで、僕も同感だ。Google Office、ZohoそれにOffice 2.0で注目を独占したJoyentのいずれにせよ、オン/オフラインのファイルのシンクロ機能を他者と共有する特徴を持ったProtectMyPhotosのこれからは興味深いものだ。

ファイルのバックアップサービス費用は40GBまで年間40ドル、それ以上の容量は同価格追加で利用可能。
(メモリ)スペースは、ファイルタイプを問わず、バックアップ、シンクロ可能。同社は写真のバックアップを強調するが、それは、写真バックアップこそが有望な市場だと考えるからだ。

ベンチャーキャピタルからの投資を受けているCarbonite過去記事はここ)は、類似のサービスを同様の基本プライス設定で提供するが、ストレージ容量の制限はなし。MyFabrikもチェックしてほしい。同サービスはMaxtorとの興味深いローカルストレージパートナーシップ、それに高度なオンラインUIを提供するが価格設定は高め。EarthlinkのWebLife、それに類似機能に加えビデオストレージと編集機能も備えたStashSpaceも存在する。StreamLoadは、この縦割り化された分野で大容量ストレージを無料、またはただ同然の安値で提供している最も興味深い企業の一つ。これらは最近の記事の中のほんの一例に過ぎない。まだまだ他にも多数のサービス が存在する。Zohoファンには、間もなくリリース予定のZohoDriveにも期待してもらえるだろう。

ProtectMyPhotosはその使いやすさ、流通経路(ディストリビューション・チャンネル)、それにおそらくAPIによって加速を図るパートナーシップ提携で差別化するとの考えだ。自動バックアップに対する消費者からの需要は、この先数年は不足しないだろう。しかし、Google、Microsoft、AOLそれにその他あらゆる企業がこの分野への参入を真剣に検討するようになるのは時間の問題。AOLはすでに実行している。ProtectMyPhotosは同社が買収の対象となるのは当然だと考えている。納得のいく考えではある。それにもし、小規模な独立系メディアストレージサービスの市場が発展し続ければ、(買収されずとも)発展し生き残っていけると思う。

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