Recruit.net、「儲かる」ビジネスモデルの求人情報配信サービス
by Duncan Riley on 2007年5月29日

recruitnet.png香港のRecruit.netは主としてアジアとオースラリアをカバーする「仕事検索」エンジンだ。

求職・求人検索エンジンとそのアグリゲーションサービスは競争が激しい分野だ。 1月にMichael Arringtonはこの分野はバブル化しているのでは、と書いている。 Indeed(日本語版記事)(英語版記事)Simply Hiredといったサイトが成長してきたが、これにEdgeioのようにユーザーが求人掲示板を簡単に設置できるサービスも加わって、飽和状態に近づいている感があった。

Recruit.netはアメリカを対象にした求人検索サービスではなく、ターゲットはオーストラリア、中国、香港、インド、日本、シンガポールというアジア・太平洋地区だ。

求人情報のアグリゲータとしては、Recuit.netは通常の仕事情報を掲載する。掲載される職の情報はオーストラリアの場合、MyCareer.com.auのようなサイトと提携して、あるいは雇用主から直接提供される。仕事情報はRSSフィードまたはメールによって配信される。各求人ごとにサラリーの比較機能へのリンクが用意され、その地域でのその種の職に対するサラリー情報が表示される。

Rercruit.netが優れているのは他のサイトとの連携機能の開発の面だ。Recruit.netはOverclockers AustraliaSingapore Expatsを始め多数の求人サイトに情報を配信しているが、ZDNet Indiaもこのパートナーに参加する。発表は来週になる予定。

Rercuit.netのManeck Mohanはこのモデルを「求人検索を国際的な配信ネットワークを通じて収益化するもの」と説明した。 Recruit.netは潜在的な(まだ履歴書を送るなどしていない)求職者向けに、求人情報を有料で提携サイトのネットワークを通じて配信する。このビジネスモデルは、Mohanによれば、IndeedやSimplyHiredのビジネスモデルよりも「より成熟したもの」ということだ。

Recruit.netは3カ国語(英語、中国語、日本語)で提供されている。 2006年7月のローンチ以来、内容検索のトラフィックは毎月平均33%の割合で伸びており、現在までに2300万の求人情報を掲載してきた。

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[原文へ]

  • http://jp.techcrunch.com/archives/recruitnet-expanding-growth-opportunities-in-asia/ TechCrunch Japanese アーカイブ » Recruit.netが拡大。アジアには成長のチャンスがある

    [...] 香港拠点の検索エンジンRecruit.netは、5月に初めて紹介して以来伸び続けているが、未だに米国には関心がないようだ。Recruit.netはパートナーサイトの求人情報を集約してメインポータルサイトにしているほか、集めた結果を他サイトにも提供している。このビジネスモデルは、Recruit.netが、特に競争の激しいこの分野で収益を伸ばすことを期待するものだ。Recruit.netは9月にマレーシアでローンチし、今週にはニュージーランドのポータルを立ち上げる。2008年第1四半期にはベトナムとフィリピン用のサイトも予定している。同社はすでに、オーストラリア、中国、香港、インド、日本、シンガポール向けのサイトを提供している。企業の方針として興味深いのは、技術的なことや収益についてだけでなく、この会社に米国市場に進出する気が全くないところだ(私には理解できるが、米国中心に考える人にはかわからないかもしれない)。Recruit.netのManeck Mohanが私に話してくれたところによると、ウェブサービスの国際化は進んでいるし、米国経済が苦戦する一方でアジア地域の経済力が伸びていることを考えれば、アジアに焦点を絞るには今はいいタイミングだという。ベトナムやフィリピンのインターネット普及率は未だ低い方だが(それぞれ20%と16%)、両国ともに中流クラスが伸びてきているから、オンラインにやってくる人も伸びることが期待できる。東南アジアの中でも順調に伸び続けている国と、長年言われているマレーシアでさえも、インターネット利用率が人口2800万人の50%を超えた(現在52%)のは最近のことだ。ベトナムとフィリピンの人口はそれぞれ8500万と8700万だ。Mohanからもらったメールにはこう書かれていた、「マレーシアやフィリピン、ベトナムのように白熱したマーケットがそこにあってサービスも足りていないのに、どうしてアメリカみたいに混み合ったマーケットに参入して、既存のプレーヤーと競争する必要があるんだ」。[原文へ](翻訳:Nob Takahashi) recruit.net [...]