不動産販売のルールを変えるRedfin
by Michael Arrington on 2006年5月31日

シアトルに本社を置くRedfin は本日二つの大きな発表をした。

まず始めに、Vulcan Capital、BEV CapitalとMadrona Venture Groupから8万ドルのシリーズBラウンドを終了した。これは2006年1月、シリーズAの(だいたい)1万ドルの後に続くもの。Plumtree の設立者は2005年の9月に一員となった。

二つ目は、Redfin は現在のシアトルのみのサービスを拡張し、カリフォルニア州ベイエリアも対象にするということ(そしてまもなくロサンジェルス、サンディエゴ、そして全域にまで拡張される)。

彼らのビジネスモデルは、好奇心をそそり、好戦的なものである。役に立つ不動産情報を提供したり、競合である TruliaZillow のようにプロの不動産コンサルタントを紹介する代わりに、Redfin は少なくとも不動産販売の半分は不動産エージェントやブローカーの介入を完全に避けるよう最善をつくしているのである。

Redfin はMLS Listing information (販売物件)と過去の販売データ(売却済物件)を統合してひとつのマップにしている。もしあなたが気に入った物件を見つけ売買申し込みをしたいのであれば、Redfin はあなたに代わって購買の手配を進めてくれる(彼らはコールセンターを所有しており、認定された不動産のコンサルタントがユーザーの相談にのっている)。ここがいいところ:契約を結ぶ際、買い手にかかった不動産手数料の3分の2を直接払い戻している。買い手への返済平均額は11403ドル(これは土地が比較的安いシアトルの不動産額をもとにしたもの)。

また、Redfin は定額(現在は1350ドル)で販売プロセスを全面に対応する”Direct for Seller”と呼ばれる売主代理モデルを実験的に行っている。500万ドルの物件の場合、これは売主にとって13650ドルの節約となる。

けれども、Redfin にとって全てが好ましい状況ではない。彼らはシアトルで長年ビジネスをしているのだが、その間に反感をもつ不動産業者の仕業とみられる従業員や顧客に対しての脅迫や、ストーカー、他嫌がらせをうけた「戦争体験記」があるのだ。どこまでも非効率的なこの市場を崩壊し続ける中で、こういったことは無縁になって欲しいと望むところである。

Redfinチームとはまだ会ったことがないが、 FarecastTriphub で共同プロデュースしたTechCrunchシアトルパーティにて今晩お会いできるのを楽しみにしている。

サンフランシスコ市の5.3百万ドルの物件に対し10万6千ドルの返金を示したもの:

  • http://jp.techcrunch.com/archives/zillow-opens-real-estate-data-api/ TechCrunch Japanese アーカイブ » Zillowの不動産データ、お近くのサイトに近日登場予定

    [...] 0 comments » 不動産検索企業Zillowは二つのAPIを公開した。これにより、外部サービスは全米の物件データの利用が可能となる。Zillowのプレ・ローンチAPIの最初のユーザーの一人にYahoo!がいて、同社の不動産サイトに利用されたと、先月Zillowは話題にしていた。プレ・ローンチAPIには合計30以上のユーザーが存在し、その中にはPrudential Northern California and Nevada、ZipRealtyそれにRedfinもいた。 現在、Zillowは自社データに加え、不動産所有者によりアップロードされた物件情報を含む。 また、モバイルアクセスとMicrosoftの「鳥瞰図(bird’s eye view)」に基ずく家屋の3-Dビューを提供。もし、Zillowに住所を入力したことがまだないなら、楽しむだけの目的でも試してみることをオススメする。 今では、外部サイトはZillowが提供する2つのデータセット(不動産価格と不動産情報)のいずれにもアクセスでき、また自身のサイトと連携を図ることもできる。APIの利用は無料で、ユーザーは一日あたりデフォルトで1000まで利用可能。これは、Zillow側での賢明なマーケティング活動である。小規模サイトが機能性と洗練度において成長するには、外 部サイトのリッチなデータを自社のサービスに統合し提供することだ。これは動画検索からシンジケート化された写真まであらゆる場面で実現されている。このようにポータビリティの高いデータを利用できるトレンドの到来は、小規模サイトのパブリシャーにとってとてつもなく面白い時代がやってきたということである。自身のコアな価値提案にさらに機能豊富な環境を包んで提供することがこれまでになく簡単になるからだ。 シアトルを拠点に置くZillowは膨大な$57 M(5700万ドル) をVCから調達し、今年2月にベータサイトを公開した。サイト公開時から8ヶ月で、トップレベルのサイトへ関連データを提供する主要プロバイダーの一つとなったのは目覚しい事実だ。実現にはExpediaファウンダーで前CEOのRich Bartonそれに前Expedia シニアVP、Lloyd Frinkによって率いられているエグゼクティブ・チームによるところが大きい。 同様の事業を行っているスタートアップ企業にはTrulia 、RealEstateABCそれにRedfinなどがある。 [...]

  • http://jp.techcrunch.com/archives/redfin-on-60-minutes-tonight/ TechCrunch Japanese アーカイブ » Redfinが今夜「60 Minutes」に登場―不動産市場大混乱

    [...] シアトル拠点の不動産会社「Redfin」には、1年前から目をつけていたのだが、今夜(米国西海岸時間5/13)午後7時からのCBS「60 Minutes」で特集される。ビデオの一部はここで見られる。スタートアップとしては破格の扱い。60 Minutesの視聴者数は1300万人で、そのうちのほとんどは今日までRedfinのことを聞いたこともなかったはずだ。 [...]

  • http://jp.techcrunch.com/archives/computer-vs-realtor-computer-wins-twice/ TechCrunch Japanese アーカイブ » コンピュータ対不動産屋―コンピュータ、2側面で勝利

    [...] われわれは2006年半ばごろこのサービスがローンチした際、仕組みについて詳しく説明している。1年後にRedfinはCBSの人気ニュース番組「60 Minutes」に登場した。その間、「買い手は不動産業者を通さず、Redfinサービスをその代わりに利用する、契約が成立するとRedfinは買い手が負担する仲介手数料の3分の2を買い手に払い戻す」というモデルは各方面から訴訟の危険にさらされてきた。払い戻し額の平均は$10,520だという。 [...]

  • http://amegan.com/blog/mtarchives/buyinghouse-2.html シリコンバレーで家を買う – Open House | アメリカでがんばりましょう

    [...] redfin.com というサイトを使っていた。redfin.com はインターネットを使って不動産販売のルールを変えるとも言われているサービスで、最近急成長している。 [...]