ワイヤレス帯域オークションで、地域ライセンスが一歩前へ
by Erick Schonfeld on 2008年2月5日

fcc-logo.png1月24日に始まったFCCオークションの700MHzワイヤレス帯域で、注目すべき動きがあった。オークションのほぼ全体の中の最高値は、全米のCブロックで先週$4.7B(47億ドル)に達した。しかし、1時間足らず前に終ったばかりのオークションラウンド30で変化があった。地域ライセンスの最高値が$4.7B(47億ドル)を超え、それぞれ「暫定落札価格」(即ち超えるべき価格)の座を維持している。オークションに参加しているGoogle、Verizon、AT&Tなどの企業は、ワイヤレス帯域で必要なCブロックを取得するにあたって、全米ライセンスか、個別の地域・都市ライセンスのどちらに入札することもできる。

金曜日(1/15)に私は地域ライセンスの価格が上がり始めたことを報告し、ミシシッピー渓谷奇襲と名付けた理論を展開した。これは、先週の終りにミシシッピー渓谷地域の入札価格が目に見えて上がっていたからだ。しかし、他の地域と同じく落札するまでには高くなかったのだが、それがたった今変わった。仮の理論としては、われわれが今まさに見ているように、1社かそれ以上の懐の深いプレーヤーが最後の最後まで手の内を見せずにオークションを続けるか、あるいはあらゆる地域をかき集めて落札するかのどちらかだ。ここで考えられるシナリオとして、例えばGoogleが全米に$4.7B(47億ドル)を入札して、これが必要最低入札額をわずかに超えていて、基本的にひとりオークションになったというもの。一方、VerizonかAT&Tは地域ブロックに落札しない額を入れていたかもしれない。オークションのルールにより、参加者は入札をやめれば抜けることができる。参加企業は、オークションが終了するまで、オークションの内容を人に話すことができない。

オークションの進行状況の電子表示は誰でも見ることができる。オークション73についてはFCCのこのウェブページ の「Result」タブで「View Auction Result」をクリックすればよい。

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[原文へ]

(翻訳:Nob Takahashi)

  • http://jp.techcrunch.com/archives/wireless-spectrum-auction-raises-196-billion-we-still-dont-know-who-won/ TechCrunch Japanese アーカイブ » 無線周波数帯オークションに$19.6B集まる(結果発表は数日後)

    [...] ひとつ分かっているのは、Cブロックを競り落とした人(複数の可能性も)は全国区の入札を一発大きく張った人ではなく、各地域別ブロックに入札を小分けにした人だということだ。この地域別入札戦略は僕が「ミシシッピー奇襲(Mississippi Sneak Attack)」と名づけたもので今から1ヶ月前に浮上した。そしてその直後に、全国ライセンス入札者の誰かから地域入札価格競り上げがあった。僕の読みはこうだ。:グーグルは全国ライセンス入札価格を最低限に抑えルール公開を発動した*。それからベライゾンかAT&Tのどちらかが個別の地域ライセンスを落札して一つにまとめることでオークションに勝ったのではないだろうか。 [...]

  • http://jp.techcrunch.com/archives/breaking-fcc-confirms-that-big-winner-in-spectrum-auction-is-verizon/ 速報:FCCが正式発表、帯域オークションの大勝利者はVerizon。ではなぜGoogleは笑っているのか

    [...] というわけで私のミシシッピー渓谷不意打ち説は当たっていたようで、Verizonが個別の地域ライセンスを落札し、全国ライセンスでGoogleと正面対決することはなかった(Googleが何をやったのかについては、未だに思索中だが、おそらくそういうことだろう)。 [...]