Facebook、Beaconで降参か―「ユーザーの勝利目前」の報
by Duncan Riley on 2007年11月30日

facebooklogo2.gifFacebookの「Beacon」広告プラットフォームについては、Moveon.orgの反対運動などを始めとして、懸念の声が高まっていたが、結局ユーザーが勝つことになるかもしれない。BusinessWeekの記事によると、Facebookは広告プログラムの内容を変更することを検討中であり、早ければ明日(米国時間11/219)にも発表があるかもしれないとのこと。11/28の午後、Facebookの幹部は、変更の内容について真剣な討議を続けていたという。

外部の対する配慮を欠く面があったかもしれないのだが、FacebookのBeaconプログラムはテクノロジー系コミュニティーで大きな話題になった。しかしTechCrunchの読者はわれわれが11月25日に実施したアンケートで、Facebookの現在の計画に懸念を抱いていることを強く示した。

前に伝えられたところでは、Moveonは、この広告プラットフォームには当初の案ではユーザー側で参加を拒絶(オプトアウト)できる仕組みが設けられていいたのに、なぜか不明な理由で、実際に公開されるときにはその仕組みが取り去られていたことを明らかにした。

今週、Facebookは「ユーザーからのフィードバックに真剣に耳を耳を傾けており、友人や提携サイトと情報を共有することに関してさらにユーザーがキメ細かくコントロールができるようにBeaconを改良していくことにやぶさかでない」と述べている。したがってBusinessWeekの記事は事実である可能性が高いようだ。

その結果、最終的にどのような変更が加えられることになるのかはまだ不明だ。しかしいっそう重要な点だが、その変更が現在急速に拡大中のアンチFacebookの大合唱を沈静化するに足るもになるかどうかという点に大いに興味がもたれる。

[原文へ]

(翻訳:Namekawa, U)

  • http://jp.techcrunch.com/archives/official-facebook-flips-on-beacon/ TechCrunch Japanese アーカイブ » 公式決定―Facebook、Beaconのプライバシー問題で方針転換

    [...] 情報自体はすでに昨日から流れていたのだが、Facebookから公式の確認を取ることができた。Beacon広告プラットフォームの利用情報を共有する場合、Facebookユーザーは明示的に参加の意思表示(オプトイン)をしなければならないこととなった。ユーザーが外部サイトで行った活動に関する情報は、ユーザーが次にFacebookにログインしたときにNews Feedのトップに従来どおり表示される。これらの情報は、今回ユーザーのホームページにもはっきり読みやすく全文表示されることになった。また、ユーザーがBeaconを通じて外部サイトを利用した情報を友達と共有する場合、新しく、それぞれのサイトごとにFacebookのホームページに告知が表示されることになった。ユーザーが情報の共有を希望する場合は「OK」をクリックする必要がある。われわれは情報の共有が実行される前にユーザーがBeaconの機能をはっきりと理解する必要があることを認識している。このアプローチに基づいてユーザーに適切な選択肢を提供すべく、さらに細部を改良していく予定だ。もしユーザーがBeaconに関する最初のFacebookの告知に何の反応もしなかった場合、Facebookは一定期間、情報の公開を保留する。この期間中、情報は表示されない。その後、ユーザーがBeacon提携サイトでなんらかのアクションを取った場合、再度の告知に加えて、保留期間中に蓄積された情報がすべて表示される。ユーザーは「OK」をクリックして公開を承諾することもできるし、「Remove」を選択して、公開を拒絶することもできる。ユーザーが削除ないし公開に関してはっきりと理解できるよう、選択肢は分かりやすく表示される。ユーザーがホームページを閉じている間に、知らぬ間に情報が公開されることは一切ない。ユーザーが公開・非公開の選択を一定時間の間に行わない場合、告知の表示はいったん隠される。ユーザーは後で選択を行うことができる。それぞれのBeacon情報の横の「Help」リンクをクリックすると、Beaconシステムの機能について詳細に説明したチュートリアル・ページが開く。このページではスクリーンショット入りで各ステップごとにBeaconの働きが解説されている。いちおうこれでユーザー側が勝利したように思われる。しかしこの決定の細部については、これから先数時間、いや何日にもわたって、議論が続きそうだ。第一印象としては、なるほどプラバシー優先のデフォールト設定を採用したことで批判をかなりかわすことができるだろうと思われる。しかし依然としてディテールには懸念を抱かせる余地が残った。たとえば、ユーザーがオプトインしなくてもFacebookはBeacon情報の収集を続けるという点だ。今回の決定で変わったことといえば、オプトインしなければ自動的に公開はされないというだけだ。果たしてこれで十分なのか? 広告主は依然としてユーザーのBeaconでの購入履歴やFacebookに蓄積されたその他の活動情報など、有益なマーケティング情報にアクセスできる。つまりプライバシー・オプションが設定されたといっても、実態はほんの皮一枚の薄さなのかもしれない。(via AllFacebook)[原文へ](翻訳:Namekawa, U) Facebook [...]