スティーブ・ケースがFacebookで新しい友だちを欲しがっている。本日(米国時間12/14)、氏のスタートアップRevolution MoneyがFacebookで友達同士がお金をやり取りできる会計アプリ「MoneyExchange」のサービスを始めた(執筆段階ではまだFacebookアプリ専用ディレクトリ追加待ちだが、Facebook会員の方は上のリンク先でどうぞ)。
既にFacebookアプリを出しているPayPal同様、MoneyExchangeでも友だちから送金を受けたり、友だちに入金できる。お金が欲しい人は当然アプリにサインナップして自分の銀行口座にリンクをはるのだ。ちょうどこれと同じ手法でPayPalはバイラルに広まったが、このRevolution Moneyも決済サービスをソーシャルネットワーク内に出せばバイラルも今の数倍の威力を発揮すると踏んでいる。
Money Exchangeの送金・入金サービスは無料で使える(PayPalもPayPalメンバー同士の送金は無料)。 Revolution Money社オンライン事業担当シニアVPのDave Cautinは「友人・仲間から簡単に集金できる場。家賃を分担する同居人同士が使ったり、小額出し合って何かグループでギフトを買う時なんかに使えますね」と説明する。
もちろん、Facebookでこれと同じことができるアプリは他にもたくさんある。ChipIn、CashFly、PayFriendsなどがそれ。どれもPayPalがベースだ。OboPayは友だちに携帯電話からテキストメッセージで送金できるサービスだが、ここもFacebookアプリは出している。
でもどこも人気は今ひとつだ。 FacebookでPayPalを使うアクティブ利用者は日に65人、ChipInは81人、CashFlyとOboPayは各3人とある。
だからこそここに参入の余地があるとRevolution Money社では見ている。「非常の多くのオンラインコミュニティが通貨を備えるようになるでしょう」Cautinは予測し、その通貨をRevolution Moneyにしたいと考えている。「とにかく当社はソーシャルネットワーキングだけに鋭く的を絞っているんです」。同社では決済サービスをAIMに統合し、それを自社サイトで提供する準備も行っているそうだ。
Revolution Moneyの本業はVisaやMastercardに安さで対抗するRevolutionCardというクレジットカードなので、実言うとMoneyExchangeなんてのは赤字の筆頭であって、ここから決済処理料を徴収して儲けようなんて気は毛頭ない。つまりここがオンライン決済サービスに目をつけたのはクレジットカードの見込み客の貴重なネットワーク構築のために他ならない。MoneyExchangeのメンバーは全員間違いなくRevolutionCardの引き合いが来ると考えていい。スティーブ・ケースは市場にせっせと種を撒いているだけなのだ。

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CrunchBase: RevolutionMoney、obopay、PayPal
[原文へ]
(翻訳:satomi)




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