Revver、最新のイギリス喜劇
by Marshall Kirkpatrick on 2006年10月11日

ユーザビデオ共有サイトの「Revver」はイギリスのテレビ局「Fame TV」と興味ある提携に致った。 Revverのユーザーはテレビでの放映許可が与えられ、選ばれたものはFame TVで放映される。視聴者はSMS(携帯電話のショートメッセージサービス)で好きな番組に投票、Revverが得た収益はビデオパブリッシャーと50/50で折半する。これは、PodShowのSirius broadcastsや(訳注:デジタルラジオ放送 “シリウスサテライトラジオSirius Satellite Radio”のユーザーに、世界のトップポッドキャスティングを独占的に配信する提携のことを指す)ポッドキャストに力を入れているラジオ局KYOUとTivoのRocketboomRocketboom日本語字幕版)などによってこれまで弾みがついてきた提携のパターン。

Revverは、番組後の静止のフレーム広告、パブリッシャーとの収益分配、ソーシャルブックマーキングの統合やAPIなど、非常に2.0的である。ただ、残念ながらYouTubeのようにはいかず、クリティカルマスを確保するのに苦労した。Ze FrankAsk a Ninja、[YouTubeの]Lonelygirl15のような人気のシリーズを除いても、このネットワークには良いコンテンツが多いとはいえない。おそらく、収益分配というやり方のために、創造性よりも収益性を重視するアマチュアがRevverのコンテンツの大半を作りあげることになったのではないか。よくわからない。テレビと組んで良くなるのか、ならないのかも。

この提携のやり方は、トップユーザーに報酬を与えるトレンドとは基本的なところで違っている。質の点から言えば、少数精鋭のコンテンツ作者に高い金を払って集めた方が、大勢に少しづつバラまいて、大量のコンテンツの中からいいものを探すよりも効果的だろう。Blogburst (英語過去記事)はテキストコンテンツのアラカルトを目指しているようだ。

どのやり方がいちばんうまくいくかは、時が答えを出すのを待つしかないが、今のところクラシックなイギリス喜劇は、少なくとも数の上ではこれまでにない数の挑戦者(訳注:つまりはRevverから寄せられたユーザーのビデオクリップ)と対面することになりそうだ。

[原文へ]

  • http://jp.techcrunch.com/archives/video-ads-somebody-needs-to-solve-this-problem/ 動画広告スタートアップ各社のソリューション徹底比較

    [...] Revverではパブリッシャーと広告収入を50/50で山分けしている。広告はバイラル動画の最後に流す。つまり、メインのコンテンツを見終わった後も人はまだ画面をかなり注目している、ということだが、YouTubeのように自社ネットワーク上の他の動画にトラフィックを誘導する代わりに広告を流すことで、この大切な財産を犠牲にしている、という見方もできる。Revverではコンテンツをフィルタリングし、ピッタリの広告と組み合わせる部分は自分たちの手作業で行っている。 [...]