広告料の交渉はRMX Directにお任せ
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by Marshall Kirkpatrick on 2006年8月13日 append.gif この記事をBuzzurlにブックマークする
rmx direct logoニューヨークに本拠を置くRightMediaは新しい方式の広告システムのベータ運用を始めた。このシステムでは ウェブパブリッシャーは、複数の広告ネットワークからリアルタイムの入札を受け、表示単価がもっとも高かった相手からの広告を自動的に掲載することができる。このRMX Directサービスには、広告に紛れ込ませたスパイ、トロイなどのマルウェアを発見する機能と、ウェブサイト側の基準によって広告をブロックする機能を持っている。RMX Directの正式運用は9月に予定されているが、ベータ登録は現在すでに受け付け中。RightMediaはもっと複雑な企業向けエンタプライズ版を 2005年4月から運用している。エンタプライズ版ではユーザーは50以上の広告ネットの中から選択が可能だが、RMX Directでは選べる広告ネットの数は8からスタート。この数は将来増加させる予定。

AdSenseですでに十分な広告収入を得ているパブリッシャーにとってRMX Directにそれほど大きなメリットはなさそうだが、オークション方式で収入を改善できるユーザーもたくさんいるだろう。

基本的な使い方のシナリオはこんな具合だろう。パブリッシャーは、AdSenseから提示されているCPM[表示単価]レート(AdSenseはこ のシステムに参加していないので、必要ならCPC[クリック単価]レートから計算する)と、広告配信を希望する広告ネットをシステムに通知しておく。広告 ネットがAdSenseより高い数字を提示すればその広告が表示される。入札にはクリックの行われた地理的条件やサイトとユーザーの販売成功率 (conversion rate)(クッキー)などが含まれる。入札はあらかじめ設定された条件にしたがってリアルタイム処理される。エンタプライズ版の場合、Right Mediaは毎秒30,000件のオークションを実行している。

広告の表示場所、サイズ、その他の要素についてはRMX Direct dashboardというインタフェースがあり、パブリッシャー側の条件設定が可能。また、ユーザーフォーラムで交流ができ、広告ネットワークを評価する 場もある。さまざまなオプションの組み合わせが非常に複雑なことや開発がまだほんの初期段階にあることを考えると、とてもよくできたシステムだ。

特にMediaGuardシステムの機能は面白い。広告中のマルウェアは先月大見出しになったばかりだ。MySpaceにアップされた広告から何千 台ものコンピュータが被害にあった。RMX Directは参加している広告ネットからのすべての広告に対し、スパイウェア、ポップアップ、ActiveXのインストールをツールで検査する。マル ウェアが発見された広告はRMX Directから一切表示されない。広告は最後に2人の人間の編集者によって校閲され、distracting、dating、 sportsなどのタグづけがされる。

ウェブパブリッシャーはブロックを希望するカテゴリーを指定することができる。また、広告内容に!や?などの記号や、無料Freeという単語が多す ぎる場合、性的な言葉、ハンディキャップ、宗教関連の内容がある場合にもブロック可能。ブロック可能な条件のリストは非常に長く、ここにあげたのは重要と 思った例に過ぎない。ブロックした広告のタイプをタグのチェックボックスで指定すると、表示可能な広告のパーセンテージがリアルタイムで変動する。使って いて面白いシステムだ。

将来の機能拡張には、RSSでの広告掲載結果のレポート配信、ユーザーが自分のブログのダッシュボードからレポートを見ることができるようなブログ用プラグインの開発などが含まれる。

これは革新的で興味ある試みだと思う。新しい広告ネットワークを利用して収入を増大させたいウェブパブリッシャーにとって価値あるシステムになるかもしれない。

rmx direct screen

[原文へ]

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