Salesforceは「AppExchange」のマーケットプレースを収益化する術を見つけたようだ。CEO兼会長のMarc Benioffは今日(米国時間12/12)サンフランシスコで行われたランチパーティーで、企業向けSaaS(*1)、「AppStore」を発表した。
AppStoreはオンデマンドのソフトウェア販売の「ワンストップショッピング」の店を目指すもので、2007の第一四半期にスタートする。開発者やパートナーは自社のプログラムをAppStore経由で直販し、Salesforceは各製品の実績に応じて紹介手数料を得る仕組み。
Benioffは次のように語っている。「AppExchangeはこれまでも大ヒットしているけれども、いつも言われるのが『収益化の戦略は?』ということ。そこで、『iTunesのコンセプトで取り引きを成立させたらどうか?』と考えた。実はこの考えはずっと前から持っていたもので、実際AppStoreのドメイン名は、AppExchangeを始める前に取ってあった。」
現在AppExchangeには、Apexオンデマンドプラットホーム上に構築されたアプリケションが430種類以上、230社あまりの Salesforceパートナーによって登録されている。AppStoreは、パートナーと顧客が互いに相手を見つけて簡単に取り引きできるよう工夫されている。
AppStoreにあるソフトウェアは「人事(Human Resources)」、「地図作成(Mapping software)」などのカテゴリー別にリストされている。通常のリストの前にスポンサー付のものが先に表示される。スポンサー付製品というのは、Salesforceに高いコミッションを払うパートナーの製品のことだ。ユーザーは製品を選択したら、 Salesforceの登録ログイン情報を使って購入する。ログイン情報にはそのユーザーがいつも何人分買っているかが登録されている。
AppStoreはAmazonやeBay、iTunesなどがモデルになっている。
「iTunesとよく似ているが、マライア・キャリーのかわりに、『組織管理』が買えるかもしれない」、とSalesforceのマーケティング責任者のGeorge Hu。
(*1) Software as a Service:ユーザーが必要な機能のみを選んで利用できるソフトウェア。 ASPの進化したものとも考えられる。
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