ハリーポッターを米国で出版するScholasticから、われわれの記事「発売目前!ハリー・ポッター最新作がBitTorrentにリーク」の削除要求通知が来るのに時間はかからなかった。
昨日(米国時間7/17)のメールで、Scholasticの代理人Mark S. Seidenfeldは「違法であると指摘された資料または記事を、迅速に削除あるいはアクセス不能にする」ことをわれわれに要求し、件の記事を参照している。通知文の全文を下に掲載してある。USAの紙媒体記事によると、同社はこの話題を扱ったあらゆるサイトに連絡して、記事を削除するよう要求しているという。
顧問弁護士によると、われわれが寄与侵害の責任を問われる可能性はないわけではないそうだ。USA TodayやThe Wall Street Journal、CNNをはじめとする、この本がPirate Bayに置かれていることに言及(ただし、リンクはしていない)したところも同じだ。
しかし、実際これは単なる威圧(非常に丁重ではあるが)戦法であり、ハリーポッターが他の今どきの人気メディアと同じように、BitTorrentに置かれていて、その気になれば誰でもタダで手に入れられるということを、パブリッシャーが広めることを阻止しようとするのが目的。使者を射とうとしているわけで、この手のやり方は言論の自由に萎縮的効果を与えるものだ。法的手段に訴えるというのなら構わない。しかし、われわれも受けて立つしし、話の全容は公開されてみんなの目に触れることになる。
From: “Seidenfeld, Mark”
Date: July 17, 2007 6:20:15 PM PDT
To: Michael Arrington
Cc: “Chatillon, Dev”
題名:違反通知/『ハリーポッターと死の聖人』 J.K. Rowling著 – 掲示数 1Dear Sir/ Madam,
当職は、署名をもって、 偽証の罪を犯せば処罰されるという条件で、この通知の内容が正確であり、J.K. Rowling(ハリーポッター著作の作者であり、その著作権保持者)および、米国内でのハリーポッター著作とそれに関わる表紙その他に使用されたアートの独占出版社Scholastic inc.(「IP所有者」と総称)の代理を務めます。私は、以下に示す資料がIP所有者、その代理人または法律によって承認されたものではなく、よってIP所有者の州法ならびに連邦法に基づく権利を侵害しているという誠実な信念を持っています。迅速な行動をもって、違反とする資料または記事を削除またはアクセス不能にすることを要求いたします。
当職への連絡は以下の住所、電話番号、メールにてお願いいたします。Sincerely,
Mark S. Seidenfeld
Counsel
Scholastic Inc.侵害している資料(著作権違反、出版、複製、配布権に違反)
http://www.techcrunch.com/2007/07/17/the-latest-harry-potter
-book-hits-bittorrent/
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