2007年1月26日

ScoopLiveで今日からみんなパパラッチ

Michael Arrington

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ScoopLiveコファウンダーMatthieu Stefaniによれば「どんな事件にも目撃者は必ずいる」らしい。カメラ付き携帯がこれだけ流行ってる今、誰にだって写真を撮って一儲けするチャンスはある。

実際サダム・フセインの絞首シーンからMichael Richardsの自殺行為としか思えないライブ* まで、ウェブには素人の”市民ジャーナリスト”が撮った生ビデオがあふれ返っている。しかし、いくらスクープでもそれが金儲けになるかというと、なかなかそうまでいかないのが現実だった。

スクープをお金に換える市場が登場
そんな中、ScoopLiveがベータから抜けたと、さっきTechCrunchのフォーラムに発表があったScoopt.comSpyMedia.comなどに続き、スクープを金儲けに繋げるサイトがまたひとつ増えたことになる。

しっかりした写真と広報エージェントを使うプロのフォトジャーナリストにとって、ここのソリューションは使ってもあまり意味がない。たった1枚の写真やビデオを売りたいだけ、という素人市場で初めて真価を発揮する。例えばパリ・ヒルトンなら写真1枚に5万ドルの値がつくこともあるだろう。

ScoopLiveは米国に先駆けて欧州市場でローンチしている。そちらは15カ国に150ものバイヤーを確保、サイトには60カ国から2,500人のリポーターが集まり、売買を橋渡しした中からはVoici表紙を飾る写真など成功例も出ている。Voiciといえば米国で言うPeopleという大衆誌だ。写真ではフランス人の俳優2人がナイトクラブでキスしてる熱愛シーンをスクープした(本物のスクープはその上の記事だ*1)。

登録、アップロード、あとは売るだけ
ScoopLiveでは登録無料のアカウントを作ってログインし、作品をアップロードする。バイヤーが見つけやすいよう、タグもつける。私もカメラつき携帯で撮った動画をさっそくアップロードしてみたが、オクラホマ州立大(OSU)がミシガン大に圧勝後、ファンがドッと運動場に繰り出すシーンだから儲かりそうもない。

スクープは競売にかけ、30日間の特約で競り落としたバイヤーに使用権が渡る。ちょっと面白い程度のアイテムはScoopLiveのイメージバンクに保管し、定額レートで売買。著作権は保管後も売り手のものだし、売れた場合は最終価格の最大85%が転がり込む仕組みだ。

人気と利益の一石二鳥
今は市民ジャーナリストもYouTubeに動画をアップロードするだけで結構すごいことだと思ってる。けど、近い将来にはScoopLiveのようなサイトでユーザーが人気だけじゃなく、利益も出せるようになってるかもしれない。

この原稿はGoBigNetworkファウンダー兼CEOでTechCrunchコラム陣のWil Schroterが執筆を担当した。

(*1) 米コメディアンのマイケル・リチャードがナイトショーの舞台から観客席の黒人男性に差別表現を浴びせかけ、「そんな調子だから売れないんだ」とやり返され逆ギレして退場した事 件。クラブでたまたま観客の一人が暴言の一部始終を撮影しYouTubeに公開した。後にテレビで謝罪。

(*2) キスシーンの真上にマイクの顔写真が載っている。

[原文 ]

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