SF Chronicle紙、ビジネスセクションを縮小。選り抜きの記者たちは去る
by Michael Arrington 2007 年 8 月 8 日 append.gif この記事をBuzzurlにブックマークする

San Francisco Chronicle紙で大規模な解雇が行われるだろうというのは予測された事態だ。しかし、時々私に同紙の購買を触発していた、ビジネス/テク関連セクションの記者のうちせめて一人でも残って欲しいと思っていたのだが、その望みは叶わなかった。

San Francisco Chronicleは一週間につき$1M(100万ドル)の損失を見ており、スタッフとして働くジャーナリスト全員を解雇してもまだ収支は合わない。だが、だからといってそのような対策を試みるのを思いとどまるわけではなかった。今夏の終わりまでに、リポーター80人、カメラマンとコピー編集者たちそれに管理職20人が解雇される予定。

そして、優秀なレポーターたちは「解雇されるのは誰か」と事態を静観しているわけではなく、より良い職を目指して自ら立ち去っているのである。

Jessica GuynnDan Fostはすでに退職している。二人とも、これまで定期的に関連イベントに参加、テク企業のエグゼクティブ達やディベロッパー達と話したりして、興味深いストーリーをものにしてきた記者だ。すでに両記者とも自主的に辞職している。Fostはフリーランスとして活動予定。Guynnは、「L.A. Times」紙でシリコンバレーをカバーするという新しいポストに就き、昇給も手にしている。

Ellen Lee、Ryan Kim、Verne KopytoffそれにTom Abateが、引き続きビジネスとテクノロジー記事を担当する。みな良い記者だが、GuynnとFostを失ったのは同紙にとって深刻な打撃だ。私がChronicle紙で「面白い」と思った記事を見かけた場合、大抵は二人のうちどちらか執筆した記事だった。

ちょっとばかし良いニュースといえば...。「新聞だけが『真の』ジャーナリズムとして認められる」と示唆したすばらしいストラテジストDavid Lazarusも同紙から去った人材の中に含まれる。彼の折々の暴言を懐かしく思うこともあるだろうが、ブログを毛嫌いする彼の態度は同紙の助けにはなっていなかった。

TechCrunchを時々公に取り上げてきたAl SaracevicがBusiness Editorに昇進。同紙の全ビジネスセクションをコントロールする。Alはとてもいい奴だが、Lazarus同様、「新メディアが理解できない」立場をとっている者。

これら(人材)の損失は、大変なスピードで沈んでいく船のような状況にある同紙の決算を、辛うじて良いものに見せるかもしれない。しかし、才能ある記者を失うという事態は、読者に再び新聞を読んでもらうきっかけにはならない。FostとGuynnを引き止めるために同紙は全力を尽くすべきだったのに、と思っている。

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