SGNが「本物の会社」になってきた。ゲームプラットフォームにJetmanを迎え、$10M調達間近
by Erick Schonfeld 2008 年 2 月 20 日 append.gif この記事をBuzzurlにブックマークする

sgn-logo-new.pngSocial Gaming Network(SGN)とZyngaがそれぞれ、Facebookなどのソーシャルネットワーク用のゲーム開発プラットフォームを発表したのは、つい先週のことだった。私は、この2社の間でソーシャルゲームデベロッパーの心を把むゲームが始まったと書いた。Zyngaの人たちには、この見方がお気に召さなかったようだ。ゲーム全部を合わせると、ZyngaはFacebookでのインストール数10番目のアプリ会社だ。SGNは51位。

ベンチャーキャピタリストでZyngaのインベスターでもあるFred Wilsonは、私の勉強不足を指摘し、先週末のちょっとした議論のきっかけになった。私はWilsonの記事のコメントに、どちらの若い会社が成功するかの判定が下るのはまだ先だと書いたところ、こんな返答が返ってきた。

どちらが本物の会社かは議論するまでもない。

Zynga CEO Mark Pincusもまた、比較に値しないと、はっきり思っている。SGNについてこう言っている。

うっとうしいだけ。別れた彼女がつきまとっているようなもの。われわれがこの分野のリーダーだと確信している。

もっとうっとうしくなりそうだ。SGN外部の筋が確認したところによると、同社はベンチャーラウンドで$10M(1000万ドル)を調達するところだという。条件がいくつか提示されているが、まだ検討中でどれにも署名はしていない。SGNの評価を終えて、SGNのラウンドをリードしたがっているある有力VCがこう言っている。

やるべきことを全部やれば、[SGNは]Zynga規模のネットワークになる。Fred Wilsonは今の状況がわかっていない。

議論の余地はありそうにみえる。

「本物の会社」を決めるのが規模だとすれば(私はそうは思わないが)、SGNのプラットフォームは、すでに一週間前よりもはるかに大きい。一週間もたたないうちに、Facebookのゲーム10本とソーシャルゲーミングハブの契約をして、その中にはFacebookでトップ人気のPiratesと、The Dot Gameも入っている。さらには、バーチャルギフト用アプリケーションのFree Giftsとも契約し、ここに残りの7本のゲームが含まれている。

全部合わせると、新しいアプリによってSGNのアクティブユーザー数は、Facebookだけで20万/日から3倍増の60万/日となり、Zyngaの90万に大きく近づいた。しかも、インストール数でいえば、数え方にもよるが、SGNのネットワークはZingaの1180万(最近買収したCLZ Conceptsと4つのZyngaゲームなど、統計に入っていないものを加えれば1840万)にもっと近づいている。Jetman単独でインストール数380万本、アクティブユーザー数20万/日、SGNが現在330万インストール、Free Giftsのインストール数は1000万で、そのほとんどはギフト用アプリのためのインストールだが、SGNゲーミングハブの他のデベロッパーは、こうしたユーザーを自社のゲームに取り込むことができる。

SGNのCEO Shervin PishevarがPincusの皮肉をもじってこう言っている、「昔の彼女が有名人になったようなもの」。また、Zyngaのゲームの多くが他のゲームのコピー(例えば、ZyngaのDivemanJetmanに酷似している)であることについてもこう言う。

デベロッパープラットフォームでありたければ、デベロッパーのゲームをコピーするのはやめた方がいい。競争したいのならそれは結構。そのために、入ってくるのだから。

ゲームオーバー? まさか。ゲームは始まったばかり。で、SGNが本物の会社かって? Facebook上のどの会社とも同じくらい本物だ。

アップデート: Pincusがメールで反論してきた。

おいおいerick

A) 連中が所有しているわけでもないトラフィックを勘定に入れておいて
一方で、
B) われわれが実際所有しているトラフィック(clzアプリ)が入っていないよ

それに、あの偽善的なsherwinが、私をコピーゲーム屋呼ばわりしておいて、自分はbeboの無料ギフトをコピーしてfacebookに持ってきていることはわかっているのかな。あいつは、12月にコピー同然のことをしたアプリとパートナーを組んでおいて、オレがコピーしたといって責めるわけ?

Erick、言っちゃなんだけど、あんたがsgnに入ったんじゃないかと思っているよ。

記事を修正してCLZの数字を入れた。これは、リンク先の元データのAdonomicsではまだ別々に数えられている。トラフィックの所有者については、Pincusが言うとおり、Zyngaが所有して運営するゲームの方が、単にゲームネットワークと提携しただけのゲームよりも価値が高いことは確かだろう。しかし、SGNがJetmanFree Giftsと交した契約は、買収はしていなくても同じくらい強固なものだ。SGNは両社のアプリをホストすることになるし、JetmanのデベロッパーはSGNネットワークのゲームをもっと作るようになる。戦いは、最強のネットワークを作ってデベロッパーを呼び込むのが誰かであって、トラフィックを買い集めることではない。

アップデート 2:CLZのインストール数は、実際には1150万で、Adonomicsの出している530万ではなかった(CLZのアプリ18本のうち2本しか数えられていなかった)。ただし他のアプリが全部ゲームというわけではない(You’re NaughtyYou’re a Hottie)。Adonomicsがいったいどこまで信用できるのか本当に心配になってきた。SGNの数字もたぶん合っていないだろう。さらに全部の数字は、Facebookから来ているが、今Facebookは総インストール数の計算にバグがある。測定基準としては、1日のアクティブユーザー数の方がいいだろう。Zyngaは約100万アクティブユーザーで、SGN(JetmanとFree Giftsを含む)のおよそ2倍だ。デッドインストール(非アクティブユーザー)はスパムにしか利用価値はない。

CrunchBase:Social Gaming NetworkZynga

[原文へ]

(翻訳:Nob Takahashi)

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