Sharpcastが一般公開
by Michael Arrington on 2006年5月30日

3月頭に1350万ドルの資金ラウンドを終了した(2ラウンドあわせて合計1650万ドル)シリコンバレーの Sharpcast が今一般公開された。正式な発表は明日水曜日。しかし、サイトはすでに新規登録者のために公開されている。

Sharpcast は強力なサービスなのだが、一目見ただけでは理解し難い。基本的なアイデアとしては、コンピューターと携帯端末の間でデータをシンクロさせる際の手間を省 くものである。初回のサービスである Sharpcast Photos は、技術力を立派に発揮したものである。将来的には、アドレス帳、カレンダー、ドキュメントなどデスクトップのアプリケーション(Outlook、 icalなど)からのデータなら全て自動でシンクロできるようなサービスを目にすることになるだろう。

Sharpcast Photos では、ユーザーはデスクトップ・アプリケーションに写真をアップロードすることができる。Windows のみ対応されており、Mac版はまもなく対応されるだろう。

デスクトップ・アプリケーションに写真があれば、ユーザーはいくつかのオプションを選択できるようになっている。そして、写真をウェブにおくことで他のコ ンピューターとシンクロされ、さらに携帯端末へとシンクロされる仕組みである。この手順は多方向で作動する。写真をウェブにアップロードし、デスクトップ (そして携帯端末)とシンクロさせる。一度携帯で写真をとって、ウェブ上とデスクトップにシンクロさせてみてください。

2月の DEMO Conference でSharpcastのデモを視察した。そして再度2-3週間前、CEO Gibu Thomas氏とMarketing/Business Development Directorの Allen Bush氏からもデモを見せてもらった。アプリケーションはとてもよくできていて、携帯端末とのシンクロナイゼーションは瞬時に行われる。 Sharpcast の社員たちは、サービスローンチまで待ちすぎたのだろうか。苦情にあたる痛ましいバグを数個見つけた。

これは次世代なサービス。問題は Sharpcast はこの一部に属することになるかどうかだが、きちんとやり遂げさえすればできるだろう。

  • http://jp.techcrunch.com/archives/the-supernova-12/ TechCrunch Japanese アーカイブ » Supernovaのスタートアップ12社

    [...] Sharpcast Palo Alto市に本拠を置くSharpcast社 (TechCrunchの記事はこちら) はコンピュータとモバイル機器を通じてアプリケーション・データを同期させるプラットフォームを開発した。ショーケースとなるアプリは Sharpcast Photosだ。これは端末・コンピュータから別の端末・コンピューターに向けて画像を送り込むだけでなく、同期させることが取ることができるという。つまりひとつのデータを更新すると、他のデータにも更新が及ぼされる。多数の新しいアプリ(文書、カレンダー、コンタクト)がまもなくリリースされる予定。1650万ドルの資本金を集めたこの会社の提供するサービスは、アプリケーションを選ばないので、ユーザーは(本サービスを利用するために)わざわざ新しいソフトに切り替える必要はない。今のところWindows版のみ。Mac 版もまもなく登場する。 [...]

  • http://jp.techcrunch.com/archives/phanfare-says-rich-internet-applications-are-best/ TechCrunch Japanese アーカイブ » Phanfare、リッチ・インターネット・アプリケーションこそがベストなサービス

    [...] Phanfareでは、保存用、ウェブ用の写真、ビデオは10分間(最大1.5GB)までの長さのものを容量無制限に置くことができて、料金は月額、年額、終身でそれぞれ$7、$55、$300。CEO Andrew Erlichsonの元の会社のFlashbaseは2000年にDoubleClickに買収されている。競合は多く、資金豊富なSharpcastやハードディクスのMaxtor/Seagate系のFabrikなどもいる。Phanfareのデスクトップクライアントは、スムーズな作業の流れを重視していて、それを実現できていた。わかりやすい写真の一覧表示での高速コメント入力から、バックグラウンドの一括アップロードまで、デスクトップのPhanfareは、ウェブサービスがふつうはやらないか、できないことをやってきた。強力で気の利いたシステムだったが、それだけでは足りなかった。 [...]

  • http://jp.techcrunch.com/archives/sharpcast-expands-sync-platform-with-photos-v1/ TechCrunch Japanese アーカイブ » Sharpcast、Photos v1.0で同期プラットフォームを強化

    [...] ノートパソコン、デスクトップ、携帯といった異なったプラットフォーム上で仕事をしたり遊んだりしているとき、Sharpcastはさまざまな種類のファイルの同期を取る優秀で強力な生産性ツールになりうる。要は基本的には、ユーザーのあらゆるファイルに対するIMAPのような働きをする。Sharpcastは今日(米国時間3/7)、これまでベータテストを行っていた写真同期アプリケーションのバージョン1.0をローンチした。Sharpcast Photosはユーザーが写真を登録したり、編集したりするたびにその変更をデスクトップ、ウェブ、携帯のプラットフォーム間でリアルタイムに同期させる。この新バージョンでは写真やギャラリに対する処理を複数のユーザーの間でリアルタイムで共同作業する機能も提供されている。これには公開/非公開の決定、共有と読み取り/書き込みの権利の付与、クライアントソフトにビルトインされたチャット機能などが含まれる。私が見たSharpcastのリアルタイム同期機能はあらゆるプラットフォームへ1秒以下でファイルのアップデートを行うなど、見事なものだった。ウェブ上だろうとデスクトップ上だろうと、Sharpcastで写真に修正を加えると、その変更点は即座に全ての場所に送り出される。しかしSharpcastとしては、Flickrのライバルとなるような写真共有サービスを構築することが目的ではなく、写真の同期というアプリケーションは、むしろこのマルチプラトフォーム同期機能のAPIのデモンストレーションという意味あいが強い。写真の同期の場合、写真のデータはそれぞれの場所に格納されており、オリジナルの写真への修正は、最終的な描画を行う際のフィルターを規定するメタデータとして機能する。Sharpcastでは現在、Hummingbirdというさらに広範囲なファイル同期アプリケーションの開発に取り組んでいる。Hummingbirdは写真に限らず、あらゆるタイプのファイルの同期を処理する。基本的なメカニズムは写真同期アプリケーションの場合と同様だが、写真の場合に比べて、高度な機能の数は押さえられている。Hummingbirdでも一箇所での変更によって他のプラットフォームに更新が行われる。しかし写真の場合のようにリアルタイムの自動更新は行われない。複数のユーザーが同一ファイルを同時に編集する際に起きる問題を防ぐため、ファイルを編集する場合、いったんセーブされてから改めて別の場所でオープンされることが必要となっている。Microsoft Wordは複数ユーザーによる同時編集の機能をサポートしているが、Hummingbirdではこれは現在サポートしていない。Sharpcastは昨年3月、$13.5M(1350万ドル)の資金を調達している。[原文へ] Sharpcast [...]