2007年はビデオ広告が大きく飛躍した記念碑的1年になりそうだ。ありとあらゆる企業がありとあらゆる方法でチャンスを模索する中、コンテキチュアルな動画広告分野に進出間もないAdap.tvが本日(米国時間10/29)、一気に先頭に躍り出しそうな新イニシアティブを発表する。動画広告が未経験の広告主でも努力ゼロ、製作費ゼロで動画広告が始められる画期的サービスだ。
概してビデオ内広告を出すとなると広告主には問題山積だ。:プレロールやポストロールは通常CPM当たり10-30ドルの範囲で出稿料がかかるし、広告の自社製作費も馬鹿にならない。しかも伝達できるメッセージはたった1つだけ。さらに問題大ありのコンテンツに広告が出ても自らを守る術がない。この安全ガードがないのがネックで出稿を躊躇う広告主は多い。
adap.tvの新サービスではこうした問題のほとんどに対処している。分けても興味深いのはキーワードサポートと製品データフィードだ。これは普段から使うとSEM(検索エンジンマーケティング)の活動にストラクチャーを構築することができる、というもの。なんでこれが需要かというと、つまり広告主は既存のデータフィードを再利用して、データフィードをadap.tvに直接インポートすると、もうそれだけでインスタントを絞り込んだ動画広告キャンペーンができちゃうのだ。だから例えばアドワーズやOvertureを使っている広告主はどうするかと言うと、キャンペーンのストラクチャーをCSVフォーマットに簡単にエキスポートして、あとはadap.tvにアップロードすればそれでいい。「インスタント動画広告」の一丁上がり! というわけ。
データフィード以外にもadap.tvでは以下の各機能を提供している。:
- コンテンツレーティング: 広告主は暴力性・性的・違法コンテンツという3つの面からコンテンツのレーティングのレベル(G、PG、PG-13、NC-17)を指定できる。レーティングはadap.tvのコンテンツ分析技術を通すと動画1点ごとに自動的に決まる。
- 広告テンプレート: ブランド主導のルック&フィールを最大限に。広告テンプレートはフラットな動画からアニメーション、インタラクティブ動画まで各種揃っている。(以下の動画を参照)
CEOのAmir Ashkenaziはパブリッシャーと視聴者の数が毎月倍々ゲームで成長する中、adap.tvでは広告を提供し、パブリッシャーには配信してくれた動画ビューはほぼ1件残さずカウントして報酬を支払うと言う。現在広告主にはAmazon、Kayak、EVOgear、Let’sTalkなども加わった。
ユーザー生成型コンテンツ(UGC)の動画から利益を生むビジネス総レースは、いよいよ全速力となった。現段階で集団をリードする企業はまだ1社に特定しにくいが、adap.tvが注目企業であることは間違いない。VideoEggその他の企業も強豪として控えているし、YouTubeは800ポンドのゴリラだ。
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