SingShot、オンラインカラオケ業界に参入
by Michael Arrington 2006 年 7 月 31 日 append.gif この記事をBuzzurlにブックマークする

今年5月にFox Interactiveに買収されたkSoloに、オンラインカラオケ業界で新手のライバルが現れる。 明日(米国時間7/31)、SingShotが独自のカラオケサービスを開始する。 (このサイトは現在まだパスワードで保護されてる)。SingShotのサービスは基本的にはkSoloのコピーで、YouTubeで大成功したユーザーインタフェースの影響を強く受けている。

kSoloのベーシックな機能はすべてSingShotにも揃っている。いちばん新しくても2、3年前に発表された曲のライブラリの中から選び、デモを聞いた後、画面に出る歌詞に合わせて自分の歌を吹き込む。自分の録音した曲は公開して投票(採点)してもらったり、コメントをもらったりとユーザー同士の共有でがきるようになっている。これで、YouTubeなどのソーシャルコンテンツサイトの大成功と同様な成功を狙っている。人によるフィルタリング(投票/コメントなど)でWilliam Hungの(ようなゲテモノの)大群の中から第2のKelly Clarkson(訳注:米国のテレビ番組Amrican Idole「スター誕生」のような番組の2002年シーズン1に優勝)のようなスターが発見されることを期待したい。

しかしSingShotとkSoloでは細部に大きな違いがある。まずkSoloは今やオンラインビデオのプラットフォームとしてあらゆる場所で使われているFlashをプラットフォームとして利用しているが、IEのみで作動するプラグインを必要とする。 SingShotはFlashに完全に準拠しており、どのブラウザでも作動するのでサービスのセットアップはたいへん楽だ。ユーザーはFlashの設定画面でマイク入力を許可するだけでよい。どちらのサービスも歌の共有ができるが、SingShotはYouTube式にリンクのコピー&ペーストあるいはウェブページへの埋め込みで簡単にすむのに対して、kSoloは少し厄介で、リンクをeメールで送るか、プレイリスト全体をウェブページに埋め込む方法をあちこち探しまわることになる。

しかしどちらのサービスもナビゲーションはまだ完璧ではない。新曲やタイトル、歌詞の一部しか覚えていない曲を探し当てるのは大変だ。 広いカテゴリー(ロック、ポップ、80年代など)の中を探し回り、何度も「次のページ」ボタンを叩く破目になる。単にページの下にページ番号を振るだけでもカテゴリー内のブラウズは非常に楽になるはず。しかしSingShotとは違い、kSoloの検索エンジンは“Beatles, the”は理解しても“the Beatles”ではヒットしない。ただし新曲探しではkSoloがSingShotの上を行っている。どちらのサービスもユーザーが選択し録音した曲と似た曲を探す機能を備えている。

今日のリリースでSingShotはFox Interactive Mediaに対し激しい価格競争を挑むことで一矢放ったかっこう。無料トライアル期間はkSoloの1週間に対してSingShotは2週間。SlingShotの料金は、年間契約で月4.95ドル、3ヶ月契約の場合、月7.95ドル/、1ヶ月単位だと月9.95ドル。これに対してkSoloは年間契約で月7.95ドル、3ヶ月で8.95ドル、月契約で月9.95ドルとなっている。

kSoloには十分な資金があり、ユーザー数も曲数もスタート時点でかなりの量を確保していた。しかし、両者の勝負のなりゆきは、ここ数ヶ月要注目だ。

Bixというコンテストサービスの過去記事も是非参考に。Bixは、これら2つのカラオケサービスをマッシュアップするにはもってこいと言えそうなサービスなので。

【訳注】
American Idleについては、日本語Wikipediaにさらに情報あり。 William Hungについては、Scot Voceさんがうまいこと解説してくれている。

[原文へ]

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