2006年12月24日

こんなバカなこと、誰かが止めさせなくては

Michael Arrington

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「Brobeck, Pleger & Harrison LLP」は第一次インターネットブームの時代にシリコンバレーでよく知られた法律事務所だった。この事務所では何千というスタートアップや上場企業をクライアントに持ち、あらゆる法律事務を扱っていた。クライアントにはCiscoもいたが、けっきょくのところ、すべて空しく、バブル崩壊後の財務面の失敗から2003年に解散となった。しかし、今になってBrobeckの以前のクライアントには悪夢が始まるかもしれない。奇怪な話だが、Brobeckの件を審理した破産裁判所は記録に「歴史的価値がある」と裁定、クライアントの機密文書を米国議会図書館に引き渡し、公開アーカイブに加えることを許可した。このプロジェクトにはウェブサイトまでできており、Wall Street JournalとSan Francisco Chronicleの両紙に広告を出す予定という。

裁判所は元クライアントに対し、この計画の加わるか、拒否するか意思表示を求める通告を送っている (通告のコピーはここに)。もしクライアントと連絡がつかない場合は、文書は新しいアーカイブに加えられる。計画に加わることを拒絶したクライアントの関係する文書は別個の一般に公開されないアーカイブに収められ、公衆の閲覧は制限される (詳しくはこちらを見よ)。

これは最近覚えているかぎりでもっともバカげた話だ。第1に、これらの文書はクライアントのものであって、法律事務所のものでも、誰のものでもな い。裁判所はこの権利を完全に無視している。さらに、多くの文書には第三者に関わるきわめて機密性の高い情報が含まれている。この第三者はBrobeck のクライアントではないので、通告を受ける機会がない。

読者がもしBrobeckを代理人とするスタートアップと法的に争ったことがあるなら、自分の権利を守るために弁護士を雇うことを考えた方がいい。 Brobeckに雇用されていた従業員の人事情報は公開から除外されるはずだが、膨大な文書のことで、うっかり紛れ込むことは十分にありそうだ。文書が閲覧できるようになり次第ジャーナリストが争っていろいろと探り出そうとし始めることは保証つきだ。

これはまったくバカげている。Tomには、通報に感謝。

[原文へ]



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