
モバイル機器からアクセスできる点に特色があるファイルのバックアップ・サービス、SoonRはシリーズBのラウンドで$9.5M(950万ドル)をCisco Systemsから調達した。誕生以来2年間でSoonRが調達した資金の総額はこれを含めて$15.5M(1550万ドル)になった。
SoonRはユーザーのデータをネットワーク経由でバックアップする。この際に利用するダウンロードしてインストールするバックグラウンドで走るクラアント・プログラムはMac用とPC用の双方をサポートしている。ユーザーは出先から携帯電話のブラウザを使ってバックアップしたファイルにアクセスが可能だ。携帯電話からアクセスする場合、ユーザーインタフェースは携帯電話での表示に最適化されているものの、機能はPC版とまったく同一だ。ファイルの内容を表示、印刷、ファックスすることができる。ユーザーはまたメールのバックアップ・コピーを読み、Skypeで話すこともできる。
2006年9月、われわれはSoonRがWebEx(Ciscoがその後$3.2B(32億ドル)で買収)と提携し、WebExのウェブ会議に携帯電話からSoonRを経由してアクセスできるようになったことを紹介した。今回のラウンドによる資金調達でSoonRとCiscoの技術の統合がいっそう進むことになりそうだ。
アメリカの読者はSoonRのことを聞いたことがないかもしれない。これはSoonRがこれまで主にヨーロッパでユーザーの開拓を行っていたからだ。同社はデンマークのTeliaSonera始め、ヨーロッパの多くのキャリヤと提携している。CEOのPatrick McVeighは「ヨーロッパのキャリヤはSoonRのようなサービスをアメリカのキャリヤよりもすばやく受け入れてくれる。これは競争が激しいからだ」と述べた。また、配信可能な地域の問題―アメリカでは現在広告の大きな問題になっている―もすでに解決ずみだという。McVeighは、この問題でヨーロッパの現状にアメリカ追いつくのは2009年ごろになるだろうと予測している。
ユーザーはSoonRのウェブサイトを訪問して無料でアカウントを開くことができるが、100MBを超える容量のサポートを受けたい場合は携帯キャリヤを通じてプレミアム料金を支払う必要がある。McVeighは「SoonRは携帯からのアクセスを重視しているが、実際には利用の60%から80%はパソコンからのものだ」と述べ、汎用のバックアップ・サービスとしても十分に機能していることを示唆した。
Crunchbase Soonr
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(翻訳:Namekawa, U)




