新サービスCollactive がスタートした。同サービスを支えるのは、イスラエルに拠点を置き、過去にBlue Securityというサービスを提供していたものの失敗に終わった経歴を持つチームのメンバーだ。Blue Security提供によるものとしてはアンチスパムサービスのBlue Frogが最も有名。当初はとても人気があったが、BlueFrogからのサービス妨害がスパマーの神経を逆なで(道義上優位にあるものからのDoS攻撃といったところだろうか)。昨年(2006年)5月に、スパマーからの攻撃が収集のつかない事態となりSixApartやその他のサイトも攻撃の対象となる結果を招いた。最終的にはスパマーの攻撃に屈し、サービス停止となった。
その時点で分からなかったことは、この事態はスパムに対して屈服しただけでなく、スパマーたちに(より強化された)対抗手段を与える結果になった、ということだった。
Collactiveは、「All Points Bulletin(APB)」と同サービスが呼んでいる流通サービスとして機能する。ユーザーはDiggやその他サービスのページをAPBシステムにブックマーク。そして、他のユーザーたちにもそのページが共有される。ここからが同サービスが(類似サービスとは)異なる点だ。ユーザーは、ブックマークされたページに直接誘導されるのではなく、Collactiveに誘導される。誘導された先のページは画面左側にCollactiveのフレームが表示、「このストーリーに投票」など閲覧者が何らかのアクションをとることが求められる。ユーザーが投稿したページへのトラフィックは、Collactiveのその他ユーザーからのもの、それに加えて友だちにメールで知らせるなどのブラウザー拡張子、ユーザーのAPBをブログに貼付けるウィジェットなどのサポートによるものとなっている。
不平・不満がでないよう、ウェブページのカテゴリーを問わずリストできる仕様になっている。しかし、本サービス利用の真の意図というものは、サイト全体に働きかけられているのがはっきりと分かる。私が同サイトにアクセスした時のAPBのトップにリストされていたのは、Diggやその他のソーシャルネットワークサイトでのストーリーに投票を呼びかけるものだった。そして、それらソーシャルネットワークサイトのロゴがプロモーション資料として利用されていた。
Alarm:ClockはDiggのCEOであるJay Adelsonの発言を次のように引用している。「確かに、Diggはこれまでサイトのストーリーを(不正に)操作しようとしてきた人たちに振り回されてきたが、Collactiveはそれをさらに異なるレベルに持っていこうとするようなものだ」。
CollactiveはSequoiaから資金調達している。そう、 あの Sequoiaから、だ。
Diggにスパムを仕掛ける以外の何かが同サービスの内容にはあるのかも?サービス名が薬品の名前のように聞こえるという以外にも確かに何かある。RedditやNetscapeにもスパムできるのだ!
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