Spotttで往年のLinkExchangeが今に蘇る
by Michael Arrington 2008 年 2 月 13 日 append.gif この記事をBuzzurlにブックマークする

TechCrunch40でプライベートベータ公開されたSpotttが今日(米国時間2/12)一般公開に踏み切った。SpotttはAdbrite広告ネットワークの一サービス部門。営業は別のブランド名で行っている。

Spotttのサービスは、一昔前の広告ネットワーク「LinkExchange」の復刻版とも言うべきものだ。LinkExchangeは1990年代半ばにサービスを始め、後の1998年になってマイクロソフトに$265M(2億6500万ドル)で買収されている。AdbriteではLinkExchange共同ファウンダーTony Hsieh(ZapposのCEOj兼務)がSpotttの担当アドバイザーを務めている。

基本的には自サイトのabove the fold((スクロールしないで見ることができる画面の領域)にSpotttの125×125広告を入れて使う(アダルトコンテンツは対象外)。ユニットはSpotttが提供するシンプルな埋め込みコードを使うか、自分自身の広告配信用ソフト(われわれはOpenAdsを使っている)を使ってもいい。自サイトに人が来ると広告インプレッション2件につき、ネットワークのどこかに自分の無料広告が1件確保できるという仕組みだ(TechCrunchも右手のスポンサー用のコーナーに試験的に広告ユニットを入れてみた。サンプルが見たい人はそちらかCrunchBaseでどうぞ)。

この流れだと、Spotttの手元には広告インベントリが50%残る勘定になる。で、最初の1年はSpotttの自社広告だけサイトに表示し、1年を過ぎると余った広告インベントリはAdbriteに追加となって、そちら経由で広告主に買ってもらえる、というわけだ。

このサービスは、もちろん万人向きではない。広告を売るサイトは儲けるために広告を売るものだからね。

でも、世の中には広告が買えないサイトが何百万とあり、そのサイトも無料で広告が買えるような方策を提供していくのだ、とAdbriteファウンダーPhilip Kaplanは言う。広告ユニットを出すサイトの中には、もしかしたら他サイトに出る広告インベントリ目当てでユニットを追加するサイトも出てくるかもしれないし。 「これは僕たちが今まで作った中で一番クールなものだと思いますよ」、氏はこう語る。

Spotttでは、ユーザーの動向を示すリアルタイムの統計も出している。この統計には自分が表示した広告の累計、他人から受けた広告の累計(表示広告数の半分)、表示した広告と受けた広告の両クリック回数も含まれている。統計サンプルをもっとよく見たい人は画像クリックで拡大する。

SpotttはアマゾンのEC2ウェブサービスから運用しており、広告イメージはAkamaiがホスト(昔のLinkExchangeのような事態に備え迅速に規模拡大できるようにしておきたいのだとKaplanは言う)。MySpaceはじめ各ソーシャルネットワークへの広告出稿を可能にする部分はGigyaと共同で進めている。広告を受理してもらえないソーシャルネットワークにはただ自社広告を出すだけだ、と氏は話している。

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[原文へ]

(翻訳:satomi)