不正ソフト検出・駆除サービス「Haute Secure」2.0版リリース
by Michael Arrington 2008 年 3 月 7 日 append.gif この記事をBuzzurlにブックマークする

ウェブサーファー向けの不正ソフト検出・駆除サービス「Haute Secure」がバージョン2.0を今朝(米国時間3/6)リリースした。

この企業のことは昨夏ローンチの際、初めて紹介し、Site Advisorという類似企業と比較検証している。Site Advisorはマカフィーが2006年に買収した会社で、噂によると買収額は$80M(8000万ドル)とも言われる。

昨夏段階で既にHaute Secureは、Site Advisorを軽く凌駕するサービスを提供していた。Site Advisorはブラウザ専用プラグインで、利用者がフィッシング詐欺やマルウェア(不正ソフト)を含む恐れのあるサイトに行くと警告を出してくれる。ただ違いはHaute Secureの場合、サイトの各ページの内容を個別に見て悪いページだけブロックしてくれるところだ。また、Site Advisorではユーザーに警告するだけで不正ソフト駆除まではやらないが、Haute Secureでは駆除してくれる。

さらに、Haute SecureはP2Pソリューションでもある。ソフトウェア検出機能がプラグインの中に含まれている。これに対しSite Advisorは不正ソフト検出にプラグインは使用していない。新しい不正コードの所在が分かるとプラグインからHaute Secureのサーバーに報告が行き、他のプラグイン利用者全員にその情報が回るので、素早く分析できるウェブサービス量も効率的に増え、ユーザーの保護強化に繋がる、というわけだ。

Haute Secureではアドウェア配信の一般的な感染媒体となる広告の分析も行っている。不正ソフトの出元と分かっているネットワークからの広告を含むサイトは沢山あるが、そこに行くと警告が出る。

Haute Secure 2.0

Haute Secureの新バージョンはFirefoxとInternet Explorer両対応。今まで通り、一般公開の業界ブラックリスト多数(PhishTank、グーグルのAnti-Malwareリスト、Spamhaus DROPURL)に掲載のURLをブロックできる。また、新バージョンでは登録ユーザー一人一人が自分専用のブロックリスト(タイポ撲滅隊が喜びそうな名前だが)を作って、他の人がそのリストを購読できるようになった。

その他サービスアップデートに関するディスカッションはこちら

不正ソフトはサードパーティーの何者かが広告、ウィジェット経由でサイトにアップロードし、サーバーをハックすることもあるため、Haute Secureではサイト所有者が定期的にサイトをスキャンできるサービスも始めた。基本パッケージはモニターするURLの数に応じて月額$20から。

前からそうだが、このサービスはおすすめしたい。ここのみんなのようにネットに詳しい人でもフィッシング詐欺には引っかかるものだ。このサービスを使えば個人情報を渡す前に未然に駆除できるかもしれない。

同社はエンジェル投資で2007年1月50万ドル調達している。

[原文へ]

(翻訳:satomi)